【町田で矯正治療】歯列矯正と顎の関係について
- 2025年7月30日
- 歯科コラム
歯列矯正のために矯正治療を受ける場合、歯並びだけが問題とは限らないケースがあります。
顎の骨格や関節も歯列に悪影響を受ける可能性があり、顎関節症はその代表格的な存在です。
歯列矯正と顎の関係について、解説します。
歯列矯正と顎関節症の関係
歯列矯正は基本的に歯並びや噛み合わせを改善する治療法ですが、歯列矯正をすることで顎関節症が改善されるケースがあります。
特に、出っ歯や受け口、開咬などの不正咬合は顎関節に負担をかけ顎関節症を引き起こしている可能性が高いため、治療をすることで顎関節症が改善されます。
また、矯正治療で歯を動かす際は、歯を動かすために顎関節にも一時的な負担がかかる場合があります。
歯並びを整えることで噛み合わせが正常になれば、顎関節にかかる負担も軽減されて顎の症状もよくなることがあるのです。
歯列矯正によって歯の位置や噛み合わせが変わると、顔の筋肉や皮膚の張りが変化して顔の輪郭や顎のラインが変化することがあります。
歯列の乱れの原因として骨格的なずれが大きい場合は、矯正治療と外科手術を併用することになる可能性があるでしょう。
抜歯を行う場合は顎の骨の形態に影響を与える可能性がありますが、事前に綿密な計画を立てて計画に基づいて行われるため、ほとんどの場合は予測が可能となります。
矯正治療による顎関節症への注意点
顎関節症の症状がある場合は、矯正治療を開始する前に歯科医師に相談し、顎関節の状態を詳しく検査してもらうことが大切です。
矯正治療の治療計画は、顎関節にどのような影響が生じるのかを考慮しながら慎重に立てる必要があります。
治療中に噛み合わせが変化するため、歯並びや顎などに違和感があるかもしれませんが、徐々に慣れていくことが多いでしょう。
歯列矯正は、歯並びや噛み合わせを改善するだけでなく、顎関節の健康にも良い影響を与える可能性があります。
しかし、骨格的なずれが大きい場合は歯科医師とよく相談し、適切な治療法を選択することが重要です。
まとめ
歯列矯正によって歯並びを整える場合は、歯を支えている顎にも少なからず影響を与えることとなり、特に顎関節症に対する影響は大きなものとなります。
歯を動かす際は顎にも一時的に負荷がかかってしまい、歯並びが悪い状態でも顎に負担がかかるため、顎関節症になる可能性があるのです。
矯正治療は、顎に対する影響を詳しく考えながら治療計画を立てて、慎重に進めていく必要があります。
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