【町田で歯科治療】臭い玉(膿栓)の原因
- 2025年8月7日
- 歯科コラム
口臭が気になるものの原因がわからないという場合は、臭い玉が原因という可能性も考えられるでしょう。
臭い玉は膿栓ともいい、扁桃腺にできる小さな塊であり悪臭の原因になるため、困っている人も多いのです。
臭い玉ができる原因や予防方法について、解説します。
臭い玉ができる原因は?
臭い玉、あるいは膿栓というのは、喉の奥にある扁桃腺のくぼみに細菌やウイルスの死骸、食べかすなどが溜まり唾液によって固まってできる、白い塊です。
唾液に含まれるミネラルやカルシウムで固まるのですが、口腔内の環境が悪化すると細菌が増殖しやすくなり、臭い玉ができる可能性が高くなります。
歯磨きが不十分で口内が不衛生になり、歯垢や食べかすが溜まりやすくなっていると細菌が増殖しやすくなるでしょう。
また、口呼吸をすると口の中が乾燥しやすいため、細菌が繁殖しやすくなって臭い玉の原因になります。
唾液には自浄作用がありますが、分泌量が少ないと細菌が繁殖しやすくなってしまうでしょう。
扁桃腺に炎症が起こる扁桃炎を繰り返すと、扁桃腺のくぼみが深くなり臭い玉ができやすくなります。
また、鼻炎や後鼻漏で鼻水が喉に流れ込むと、細菌が扁桃腺に付着することも多くなってしまうでしょう。
不正咬合や免疫力の低下などが、臭い玉のできる原因となってしまうケースもあるため、注意してください。
臭い玉を予防するには?
臭い玉ができないよう予防するには、まず丁寧な歯磨きが重要で、歯と歯の間や奥歯などに磨き残しがないように丁寧に歯を磨くことが大切です。
食後や就寝前などにうがいをして口腔内を清潔に保ち、口呼吸をしないように意識して鼻呼吸を心がけましょう。
口の中が乾燥しないようこまめに水分を補給する習慣をつけて、定期的に歯科検診を受けて口の中の状態をチェックしてもらう必要もあるでしょう。
病気になったことでできるわけではありませんが、放置していると口臭や喉にダメージを与えることになります。
自分で無理に取ろうとすると扁桃腺を傷つけたり、炎症を悪化させたりする可能性があるので、気になる場合は耳鼻咽喉科を受診して、適切な処置を受けるといいでしょう。
まとめ
臭い玉(膿栓)というのは、細菌や白血球の死骸などが扁桃腺のくぼみに溜まり、唾液によって固まることでできることがあり、口臭の原因になることもあります。
口内が不衛生だと細菌が増え、食べかすも溜まりやすくなるため臭い玉もできる可能性が高くなってしまうのです。
臭い玉を予防するには、口内が乾燥しないようにこまめな水分補給を心がけ、口呼吸を避けて鼻呼吸をするよう習慣づけましょう。
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