【町田で小児歯科】生えたばかりの永久歯が黄色い時、歯科医院の受診が必要なケースは?
- 2023年4月16日
- 小児歯科
子どもの永久歯が生えてきた時、黄色く見えるのは当たり前のことです。
通常は、永久歯の割合が増えてくると目立たなくなります。
しかし、中には歯科医院の受診が必要となるケースもあります。
歯科医院を受診する必要があるのは、どのようなケースなのでしょうか?
代表的なケースについて、解説します。
歯科医院を受診するべきケース
歯が黄色く見えるのは、歯の表面のエナメル質の奥に、黄色い象牙質があるのが原因です。
歯が真っ白な人は、エナメル質が厚く象牙質が透けていないか、象牙質まで漂白している人です。
歯が黄色く見えるのは当たり前ですが、中には黄色の度合いが強い人もいます。
黄色が普通よりも濃い場合は、エナメル質の形成不全かもしれません。
生まれつきほとんどエナメル質が形成されない体質で、象牙質がむき出しになってしまうこともあります。
エナメル質が少ないと黄色く見えるだけではなく、歯質も弱くなります。
したがって、虫歯になるリスクも高まってしまうのです。
深刻な状態に陥らないためにも、適切な予防を行わなければなりません。
なお、黄色が濃く見える原因として、食べ物や飲み物によって歯の表面に色が着く、着色汚れの可能性も考えられます。
着色汚れは丁寧に歯磨きをすれば落とせるので、時々ガーゼを指に巻いて優しくこすってあげるのも効果的です。
磨いても落としきれない汚れは、色素沈着の可能性もあります。
色の濃い食べ物や色素が付きやすい飲み物を日常的に摂っていると、歯の表面に色素が沈着する可能性が高くなります。
初期の虫歯のケースもある
歯は、少しでも生えた時点で虫歯になるリスクが生じます。
生えたばかりであるにも関わらず、虫歯になっていることがあるのです。
歯が黄色くても、表面がつやつやしていれば心配はないのですが、ザラザラとしている場合には虫歯の可能性があります。
虫歯の心配がある時は、自分で判断せず歯科医院で診察してもらいましょう。
虫歯は、初期段階であればすぐに治すことができ、歯を削る必要もありません。
また、子どもの頃からかかりつけの歯科医院があると、些細な変化もすぐに気づいてもらえます。
子どもの歯に気になるところがある場合には、すぐに相談できる歯科医院があると安心できるでしょう。
通院しやすい距離に位置する小児科のある歯科医院を探し、診察を受けてみることをおすすめします。
まとめ
子どもが乳歯から永久歯に生え変わる時には、どんな歯が生えてくるのかと注目する保護者が多いでしょう。
しかし、生えたばかりの子どもの永久歯が黄色いと、驚いたり不安を覚えたりするかもしれません。
歯は黄色がかっているのが普通ですが、黄色が濃すぎる場合には、歯科医の治療が必要なケースもあります。
また、虫歯の初期症状という可能性もあるため、歯の色に不安がある時は、一度歯科医院を受診してみてください。
町田市で歯医者さんをお探しの際には、是非、町田ごうデンタルクリニックにお問い合わせ下さい。
当クリニックは、最大限に歯の神経を残す治療を行っております。
抜歯を検討する前に、先ずはご相談下さい。
スタッフ一同、お待ちしております。