【町田で小児歯科】子どもの虫歯を考えると、おやつはあげない方がいい?
- 2023年4月9日
- 小児歯科
小さい子どもは、甘いものが大好きです。
子供をなだめるため、もしくは頑張っているご褒美や補食のために甘いお菓子をあげることもあるでしょう。
しかし、甘いものは虫歯の原因と昔から言われています。
子どもが虫歯にならないよう、甘いものはあげない方がいいのでしょうか?
おやつは、子どもにとってどんな意味がある?
おやつは、本来であれば乳幼児が一度にあまりたくさん食べられないため、栄養を補うために与えるものです。
補うための食事なので、「補食」ともいわれます。
また、おやつは、食育にも役立ちます。
一緒に手作りすることで、原材料や作り方などを学ぶことができ、食に関心を持つきっかけにもなるのです。
子どもにとって甘いものは食べやすく、ご飯はあまり食べない子どもでも、おやつならたくさん食べることがあります。
喜んでいるのがうれしくてあげすぎることもありますが、口の中の健康を考慮すると、もちろんよくありません。
なぜなら、おやつをあげると、虫歯菌のエネルギーとなって口内が酸性になってしまうからです。
酸は歯の表面を溶かすため、欲しがるままお菓子をあげていると、虫歯になる可能性が高くなります。
虫歯を予防するおやつ
甘いお菓子をおやつにあげると、虫歯になる可能性が高くなります。
しかし、おやつには補食や食育などの一面もあるので、一概に不要とは言い切れません。
おやつをあげる時も、虫歯を予防することを考えるといいでしょう。
虫歯を予防するためには、まず砂糖が入っているお菓子を避けましょう。
甘い物ばかりではなく、チーズや野菜スティック、おにぎりなどでもいいのです。
どうしても甘いものを欲しがる場合は、ノンシュガーやシュガーレスと書かれたものを選びましょう。
砂糖が多く歯にくっついてしまうアメやガム、キャラメル、チョコレートなどはなるべく避けてください。
自然の甘みを覚えさえるためには、サツマイモやトウモロコシなどがおすすめです。
おやつは、食べてはいけないわけではありません。
食べる時に、甘いジュースと組み合わせたり時間をかけて食べたりすることを避け、食べた後は歯磨きやうがいをしましょう。
まとめ
甘いおやつが歯に悪いというのは、間違いではありません。
砂糖が多く含まれているものを食べると、虫歯菌のエサとなって虫歯になりやすくなるのです。
食べてはいけないというわけではありませんが、砂糖が含まれていないものや自然の甘みがあるサツマイモやトウモロコシを与えるなど、気をつけて選ぶようにしてください。
また、おやつは甘いものばかりではありません。
チーズなど色々な味のものを与えることで、食育の一環にもなります。
甘いものでもそうでないものでも、食べた後にすぐに歯を磨くことも一緒に教えるといいでしょう。
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抜歯を検討する前に、先ずはご相談下さい。
スタッフ一同、お待ちしております。