【町田で口腔外科治療】親知らずの抜歯はどのようにして行うのか、解説します
- 2023年3月6日
- 口腔外科
ふと気が付くと、奥歯のさらに奥に歯が生えていることがあります。
その歯を親知らずと言い、人によって生える・生えないに違いがあります。
親知らずは放置していても問題がないこともありますが、抜歯しなくてはならないことの方が多いでしょう。
親知らずの抜歯を行う場合には、どのようにして行うのか解説します。
親知らずとは?
通常、歯は上下14本ずつ、合計28本生えていますが、奥歯のさらに奥に歯が生えてくることもあります。
前歯から数えて8番目に生えてくる歯を、親知らずと言います。
親知らずは、それぞれの奥歯の奥に1本ずつ、最大で4本生えてきます。
実は、親知らずが生えてくることは異常ではありません。
むしろ、親知らずがないほうが先天性欠如になるのです。
10歳頃には顎の骨の中にあり、20歳頃から生えてくることが多いので、親元から離れた頃に生えるという意味で親知らずと呼ばれています。
上下4本とも生えそろっている人は、おおよそ3人に1人です。
親知らずが生える頃には、すでにほかの歯が生えそろっています。
そのせいで生える場所が足りなくなり、位置異常を起こした結果、歯肉の中に埋伏してしまったり傾いて生えてしまったりするのです。
親知らずの抜歯方法
親知らずは通常の歯と異なる状態で生えることが多いため、そのままだと虫歯になって他の歯に感染しやすくなったり、歯周病の原因になったりすることがあります。
また、奥歯を横から押すような形で生えてくることもあります。
上記のようなリスクを考えると、親知らずがまっすぐ生えなかった場合には抜いてしまった方がいいでしょう。
しかし、通常の抜歯とは方法が異なります。
親知らずの歯根部分はまっすぐになっているとは限らないので、最初にレントゲンで状態を確認します。
抜くときは、まずは麻酔をかけてその周りを切開します。
生え方によっては、歯冠部分と歯根部分を分割して抜くこともあります。
歯根部分は、生え方によって抜くかどうかを決定します。
歯根が神経と接触していることもあり、その状態で抜くとしびれや違和感などの後遺症が残ることもあるため、無
理に抜かず清掃だけして残しておくこともあるのです。
まとめ
親知らずは、29~32番に生えてくる歯です。
人によっては生えないこともあり、生えるとしてもまっすぐに生えず傾いていることなどが多いため、デメリットの多さから抜歯する人は少なくありません。
しかし、親知らずの歯根部分を抜くことで後遺症が生じる可能性がある場合は、歯冠部分と分割して歯間部分だけを抜歯することもあります。
当クリニックは、最大限に歯の神経を残し、ご自身の歯を守る治療を行っております。
抜歯を検討する前に、先ずはご相談下さい。
町田市で歯医者さんをお探しの際には、是非、町田ごうデンタルクリニックにお問い合わせ下さい。