【町田で口腔外科治療】噛み合わせが顎関節症の原因になる理由について解説します
- 2024年4月16日
- 口腔外科
顎関節症は、噛み合わせが悪いことでも発症する恐れがあります。
なぜなら、顎のバランスが崩れるためです。
噛み合わせの悪さは、顎関節症以外にもさまざまな問題を引き起こします。
今回は、噛み合わせと顎関節治療の重要性について解説します。
噛み合わせが悪い状態とは?
噛み合わせが悪いと言われても、いまいちピンとこない人もいるでしょう。
噛み合わせが悪いというのは、要するに正常な噛み合わせではないという意味です。
したがって、特定の状態のことを指しているわけではありません。
噛み合わせが正しいと、奥歯の上下の歯がぴったりと重なり合います。
一方、前歯は重なり合うのではなく、上の歯が下の歯より前に出て、覆いかぶさるようになります。
ただし、深く覆いかぶさることはなく、全体の3分の1以下、数ミリ程度だけです。
噛み合わせが悪くなる原因には、上下のあごのバランスの悪さや歯の大きさの違い、顎のずれなど、さまざまな原因があります。
そのため、矯正治療で噛み合わせを治す場合も、原因によって治療方法は異なります。
噛み合わせが悪い影響
噛み合わせが悪いまま放置していると、さまざまな悪影響が出ます。
顎関節症になりやすくなる、ということも、悪影響の一つです。
顎関節症になった場合には、顎を動かした際に痛みや音が生じることがあるでしょう。
顎関節症になると、固いものを食べづらくなります。
また、口を大きく開けると痛みが生じるようになり、大きなものが食べられなくなります。
口を開けること自体が難しくなるケースもあるでしょう。
顎関節症が悪化すると、徐々に口を開けることが難しくなっていきます。
食事をするのも難しくなり、会話をするために口を開けることすらもできなくなってしまうかもしれません。
さらに、歯並びが悪いと顎関節症以外の悪影響が出てきます。
なぜなら、歯に均等に力がかからず、一部だけにかかってしまうからです。
一部にだけ負担がかかると、一部の歯だけがすり減ってしまいます。
その結果、痛むようになったり、知覚過敏になって冷たいものが染みたりするのです。
噛み合わせが悪いことで影響を受けるのは、口だけではありません。
体のどこかに不調を感じる場合も、噛み合わせが原因である可能性があります。
不安がある方や心当たりがある方は、一度噛み合わせをチェックすることをおすすめします。
まとめ
歯並びが乱れて噛み合わせが悪くなっていると、顎には大きな負担がかかります。
顎に負担をかけ続けると、顎関節症になる可能性が高まるため注意が必要です。
顎関節症は、最初のうちは顎を動かした時に痛くなったり、口を開けた時に音が鳴ったりします。
そのまま放置していると悪化し、痛みで口を開けられなくなってしまうかもしれません。
顎関節症を治療するには、まず歯並びを整えるのがおすすめです。
当クリニックは、最大限に歯の神経を残し、ご自身の歯を守る治療を行っております。
抜歯を検討する前に、先ずはご相談下さい。
町田市で歯医者さんをお探しの際には、是非、町田ごうデンタルクリニックにお問い合わせ下さい。