【町田で入れ歯治療】レジン床義歯の特徴
- 2023年12月15日
- 口腔外科
歯を失った時の治療方法として、入れ歯治療があります。
入れ歯は素材の違いからいくつかの種類があるのですが、その中で保険が適用される入れ歯はレジン床という素材でできたレジン床義歯です。
レジン床義歯には、どのような特徴があるのでしょうか?
レジン床義歯の特徴を解説します。
レジン床義歯とは?
歯医者の治療では、よくレジンというものが使われます。
しかし、レジンが何であるのか知らない人も多いでしょう。
レジンとは、一体どのようなものでしょうか?
歯科で使われているレジンは、歯科用プラスチックとも呼ばれています。
歯科治療専用の樹脂で、詰めものとして使用される場合はアイボリー色、仮歯にはアイボリー色やピンク色、入れ歯は床がピンク色で人工歯がアイボリー色となっています。
保険診療で作られる入れ歯は、全てがレジン製です。
レジン床義歯の大きなメリットは、安価で治療できるという点にあります。
入れ歯以外の治療でも、レジンを使用する治療は基本的に安価です。
ただし、通常のレジンの他にもコンポジットレジンや硬質レジンなどもあります。
通常のレジン以外は、治療内容によっては保険が適用されない自由診療になることもあるため、治療を受ける際はレジンだから安いと決めつけず、詳しく話を聞きましょう。
レジン床義歯のデメリット
レジン床義歯は、元々の素材が安いうえに保険も適用されるため、他の治療と比べてかなり安価に治療できます。
ただし、いくつかのデメリットもあるので注意が必要です。
レジン床義歯のデメリットとして、吸水性が高いので唾液を吸収してしまうという点が挙げられます。
唾液を吸収することで劣化するだけでなく、変色や着色汚れも起こるようになります。
それだけでなく、かなり強烈な悪臭も放つようになるので注意が必要です。
レジン床義歯は、あまり長く使用することができないため、定期的に作り直さなければなりません。
レジン床義歯のデメリットが気になる場合は、別の素材で入れ歯を作成することをおすすめします。
自由診療の入れ歯であればさまざまな種類があり、長く使えるものもあるためおすすめです。
まとめ
保険診療で作成できる入れ歯は、歯科用プラスチックのレジンという樹脂で作られていているレジン床義歯で、治療費がかなり安価です。
しかし、レジンは吸水性が高いため唾液を吸収してしまい、劣化するだけでなく悪臭も放つようになる点がデメリットです。
したがって、レジン床義歯を長く使うことはできません。
長く使える入れ歯を希望する方は、他の自由診療で作成できる入れ歯を検討してみてください。
町田市で歯医者さんをお探しの際には、是非、町田ごうデンタルクリニックにお問い合わせ下さい。
当クリニックは、最大限に歯の神経を残す治療を行っております。
抜歯を検討する前に、先ずはご相談下さい。
スタッフ一同、お待ちしております。