【町田でホワイトニング】ホワイトニングの前にフッ素入りの歯磨き粉を使ってはいけない理由
- 2025年6月6日
- 歯科コラム
歯を白くすることができるホワイトニングは人気がある施術です。
ただし、施術を受ける前に、いくつかの点に気を付けなければなりません。
気を付けるべき点の1つに、「施術の前にはフッ素入り歯磨き粉を使用しない」という点があります。
フッ素入りの歯磨き粉を使用してはいけないのは、なぜでしょうか?
理由について解説します。
フッ素入り歯磨き粉はなぜだめなのか
現在、市販されている歯磨き粉の多くには、歯を丈夫にして虫歯などを予防するフッ素が配合されています。
しかし、ホワイトニング前にフッ素入りの歯磨き粉を使用してしまうと、フッ素が歯の表面に付着し、ホワイトニング薬剤の浸透を妨げて効果を弱めてしまう可能性があるのです。
フッ素は歯の表面に付着して表面をコーティングしたような状態を作り、ホワイトニング薬剤が浸透していくのを妨げてしまいます。
また、フッ素が歯の表面に付着することでホワイトニング薬剤の歯への影響が弱まってしまうため、効果が十分に得られないことがあるのです。
歯の主要成分であるカルシウムとフッ素は結合しやすい性質があるため、フッ素と結合することで歯の表面が硬くなり、ホワイトニング薬剤の作用が弱まることがあります。
フッ素入り歯磨き粉を使用しないために
ホワイトニングを受ける前にフッ素入りの歯磨き粉を使用しないためにも、いくつか気を付けるべき点があります。
まず、ホワイトニングの施術を受ける1週間前には、フッ素入り歯磨き粉の使用を控えなければなりません。
歯科医院によっては、ホワイトニング前にフッ素を落とすために特別なクリーニングを行うこともあります。
ホワイトニング後であれば、フッ素入り歯磨き粉を使用しても問題はなく、歯の強化や虫歯予防効果に期待できるのです。
フッ素は虫歯予防や歯の強化に効果的な成分ですが、ホワイトニングと組み合わせる際には気を付けなくてはいけません。
ホワイトニングの前にフッ素を使用すると効果が弱まる可能性があるため、事前に歯科医院に相談して適切なタイミングでホワイトニングを受けた方がよいでしょう。
まとめ
ホワイトニングを受ける前にフッ素入り歯磨き粉を使用してしまうと、フッ素が歯に付着した状態でホワイトニングを行うことになります。
フッ素は歯の表面をコーティングする働きがあるため、ホワイトニングの薬剤が浸透しづらくなってしまい効果が十分に発揮されなくなるのです。
少なくとも1週間前からフッ素入り歯磨き粉の使用をやめて、ホワイトニングの効果を十分に発揮できるようにしましょう。
町田市で歯医者さんをお探しの際には、是非、町田ごうデンタルクリニックにお問い合わせ下さい。
当クリニックは、最大限に歯の神経を残す治療を行っております。
抜歯を検討する前に、先ずはご相談下さい。
スタッフ一同、お待ちしております。