【町田でホワイトニング】ホワイトニングで効果が出やすい歯と出にくい歯
- 2024年9月7日
- 審美歯科
ホワイトニングは歯を白くする施術ですが、どのような歯でも同じように白くなるとは限りません。
効果が出やすい歯と出にくい歯があるのです。
効果が異なるのは、どのような理由があるのでしょうか?
歯を白くする施術を受けた時に効果が出やすい歯、出にくい歯の特徴について解説します。
ホワイトニング剤の作用
歯を白くするための施術は、専用の薬剤を使用して歯に付着している汚れを分解しますが、歯の表面にはペリクルという薄い膜があります。
ペリクルがあると汚れを分解する際に邪魔になるため、まずはペリクルを除去し、歯に薬剤が入り込むようにしなければなりません。
薬剤の具体的な効果は2つあります。
1つめは歯の有機物や無機物と歯が変色する原因物質との結合を切り離すという効果です。
2つめは、原因物質の分子を分解して細かくすることで、変色した歯を目立ちにくくするという効果です。
なお、変色した歯の色を暖色系と寒色系に分けた場合、暖色系に変色した歯の方がホワイトニング効果は目立ちます。
白くなりにくい歯の特徴
ホワイトニングの効果は年齢によっても異なります。
若いほど白くなりやすく、高齢者になるほど白くするのは難しくなるでしょう。
なぜなら、高齢になるほど、歯は長時間唾液を浴びて固くなり、密度も高くなっているため、薬剤が作用する有機物が少なくなっているからです。
ただし、高齢になったらホワイトニングをする意味がないのかというと、決してそうではありません。
確かに若い人の方が、有機物が豊富な分だけ効果が出やすいのですが、高齢の人は少し白くなるだけで目立つため、施術を受けても無駄になることはないのです。
また、エナメル質のボリュームが少ないほど効果が小さくなるため、エナメル質が薄い歯の境目などは白くなりにくいでしょう。
歯を白くするにも限界があるため、色素が濃すぎる場合は効果が出にくくなりがちです。
特に黒や青に変色している場合は効果が出にくいでしょう。
しかし、色が濃ければ真っ白にはならないものの、色を薄くすることはできるため、無駄にはなりません。
まとめ
ホワイトニングは、歯によって効果が出やすい歯と出にくい歯があります。
着色汚れの種類によっても違いがあり、暖色系の汚れであれば落としやすく、寒色系は落としにくいという違いがあるのです。
また、若者と比べると高齢者の歯は隙間も少なく硬いため、白くするのは難しくなります。
エナメル質が薄い場合も効果が出にくく、黒や青に変色している場合も色が落ちにくいため、注意が必要です。
当クリニックは、最大限に歯の神経を残し、ご自身の歯を守る治療を行っております。
抜歯を検討する前に、先ずはご相談下さい。
町田市で歯医者さんをお探しの際には、是非、町田ごうデンタルクリニックにお問い合わせ下さい。