【町田でホワイトニング】ブラウンスポットについて
- 2024年10月5日
- 審美歯科
歯の表面に、ブラウンスポットという茶色い斑点ができることがあります。
「小さな虫歯ができたのでは?」と思う人も多いブラウンスポットは、どうしてできるのでしょうか?
また、どのように治療するのでしょうか?
今回は、ブラウンスポットが生じる原因と治療方法について解説します。
ブラウンスポットの原因は?
ブラウンスポットとは、歯にできる茶色いシミのことをいいます。
主な原因となるのは初期段階の虫歯です。
虫歯の原因となる細菌が歯の表面を溶かすと、歯の成分が流れ出す脱灰が起こりますが、唾液に含まれる成分によって再石灰化し、元に戻ろうとします。
再石灰化する際に色素が一緒に入り込んでしまうことがあり、固まったときに、歯の表面に茶色の斑点ができてしまうのです。
歯の表面に付着した汚れではないため、丁寧に歯を磨いても落とすことはできず、歯科医院でクリーニングなどの治療を受けても改善できません。
なお、エナメル質形成不全によってエナメル質が十分に形成されていなければ、歯が茶色くなってしまうこともあります。
ブラウンスポットの治療方法は?
ブラウンスポットは放っておけば治るというものではありません。
治療するためには、歯科医院で治療を受けて治す必要があります。
治療方法としてまず挙げられるのが、ダイレクトボンディングです。
ブラウンスポットを削って除去し、削ったところにプラスチック素材を塗り重ねます。
また、グラディアダイレクトといって、ハイブリッドセラミックを歯に詰めていく治療方法もあります。
ハイブリッドセラミックは、プラスチックとセラミックを混ぜ合わせたもので、プラスチックとは違い変色しません。
さらに、歯の表面を薄く削り、表面にセラミック製の薄い板を貼り付けるラミネートベニアでも、歯を白くすることは可能です。
ほかの方法として、ホワイトニングが挙げられます。
歯全体を白くすることでも、ブラウンスポットを消すことが可能です。
ブラウンスポットができたときには歯科医院に行き、どのような方法で治療するべきかを相談するとよいでしょう。
まとめ
歯の表面にできる茶色いシミのことを、ブラウンスポットといいます。
ブラウンスポットは、歯が再石灰化するときに茶色い色素を取り込んでしまうことでできるもので、表面を磨いても白くなることはありません。
自然に色が消えるといったこともないため、茶色い部分を削ってプラスチックを塗り重ねるダイレクトボンディングや、ハイブリッドセラミックを詰めるグラディアダイレクトなどの治療方法のほか、ホワイトニングでも改善が可能です。
当クリニックは、最大限に歯の神経を残し、ご自身の歯を守る治療を行っております。
抜歯を検討する前に、先ずはご相談下さい。
町田市で歯医者さんをお探しの際には、是非、町田ごうデンタルクリニックにお問い合わせ下さい。