【町田の歯医者】CAD/CAM・セラミック・ジルコニアの違いについて
- 2026年8月2日
- 歯科コラム

歯科医院で受ける「補綴(ほてつ)治療」とは、虫歯や歯周病、あるいは不慮の事故などで失ってしまった歯や欠けた部分を、人工の歯で補う方法を指します。
これにはインプラントや入れ歯、ブリッジ、被せ物といった多彩な選択肢が存在し、お口の状態に合わせたアプローチが可能です。
ご自身に最適な治療を行うことで、噛む機能といった健康面だけでなく、お口元の印象も大きく向上するでしょう。
今回は、この補綴治療がもたらす具体的な効果について詳しく解説します。
3つの素材の比較
補綴治療で使用する素材のうち、「CAD/CAM(キャドカム)」は、セラミックなどとは異なりコンピューターを用いて作製する技術名がそのまま呼称になっています。
この方法は、歯科用プラスチックであるレジンをベースにしているため、オールセラミックに比べると強度面で劣り、経年劣化による変色や摩耗が起こるデメリットを持ち合わせています。
しかし、一定の条件をクリアすれば健康保険が適用されるため、他の自費診療メニューとは異なり3割負担で数千円程度と、お財布に優しい費用で白い歯を選べるのが魅力です。
セラミックはお茶碗やお皿などの陶器と同じ成分から作られた歯科材料で、基本的には健康保険が適用されない自由診療の扱いとなります。
天然の歯に最も近い透明感や美しいツヤを再現できるため、前歯のように見た目の美しさが強く求められる場所には最適です。
さらに、表面が非常に滑らかなためプラークが付着しにくく、経年劣化による変色の心配がほとんどありません。
ただし、強い衝撃を受けると割れやすい性質があるため、大きな力がかかる奥歯や、歯ぎしり・食いしばりの癖がある方の治療には不向きなケースもあります。
ジルコニアはセラミックの一種ですが、圧倒的な硬さを誇ることから「人工ダイヤモンド」とも呼ばれる次世代の素材で、原則として自由診療の扱いとなります。
とにかく頑丈で、従来のセラミックの弱点であった割れやすさを克服しているため、強い噛み合わせの圧力がかかる奥歯やブリッジへの適用も問題ありません。
かつては白さが際立って透明感がなく、見た目が少し不自然という欠点もありましたが、近年は透明度の高い材料が開発されて審美性も大きく向上しています。
どの素材を選ぶべきか
紹介した3つの素材にはそれぞれ異なる特徴があるため、治療費の安さや見た目の美しさ、あるいは強度のうち、どれを一番優先したいかが大切な判断材料となります。
例えば、費用をできるだけ抑えたいならCAD/CAM、前歯のように審美性を重視するならセラミック、そして奥歯のように強度の高さを求めたいならジルコニアが適しているでしょう。
それぞれの違いをしっかりと理解したうえで、ご自身の希望に最も合うものはどれか、じっくりと吟味して選択するのがおすすめです。
まとめ
虫歯治療のあとに選べる白い被せ物にはCAD/CAM、オールセラミック、ジルコニアがありますが、強度や変色しにくさといった特性は素材ごとに大きく異なります。
費用負担を軽減したいならCAD/CAM、本物の歯のような美しさを求めるならオールセラミック、割れにくさを一番に気にするならジルコニアが最適な選択肢です。
周囲の目が気になる前歯は審美性、噛む力が強くかかる奥歯は強度が重視されます。
まずはそれぞれの違いを正しく知ったうえで、いまの自分にぴったりなものを慎重に選んでいきましょう。
町田市で歯医者さんをお探しの際には、是非、町田ごうデンタルクリニックにお問い合わせ下さい。
当クリニックは、最大限に歯の神経を残す治療を行っております。
抜歯を検討する前に、先ずはご相談下さい。
スタッフ一同、お待ちしております。