【町田駅近くの歯医者】癒合歯(ゆごうし)を知っていますか??
- 2026年3月10日
- 歯科コラム

子どもの歯を確認したときに、2本の歯がくっついた状態で生えている箇所があれば、注意が必要です。
くっついて生えた歯を癒合歯といいます。
ごくまれに起こる現象で、乳歯で見られることがほとんどです。
癒合歯とは一体何か、状態や原因について解説します。
癒合歯の特徴とリスク
癒合歯とは、本来別々に生えてくるはずの2本の歯が、胎児の時期に隣り合ってくっつき、1本の歯のように生えてきたものです。
ほとんどの場合、乳歯に起こります。
しかし、発生する可能性は3~4%ほどと低く、大抵の場合は下の前歯で見られます。
癒合歯は、横幅が広く中央に縦の溝や線が入った見た目をしています。
くっついた2本の歯が、ハート型に見えることもあるでしょう。
ほとんどが乳歯、かつ70%が下の歯で発生しますが、ごくまれに永久歯で発生するケースもあります。
「ごくまれ」と書いたように発生割合は非常に少なく、1,000人に1人程度です。
癒合歯は病気ではないため、基本的には様子見しても問題ありません。
ただし、いくつかのトラブルに備える必要があります。
まず挙げられるのは、虫歯や歯肉炎のリスクです。
歯の癒合によって生じた溝の部分に汚れが溜まりやすいため、虫歯や歯肉炎のリスクが高まります。
次に挙げられるのが永久歯の欠損で、特に注意が必要です。
乳歯が癒合していると、本来その下にあるはずの永久歯が存在しないケースが珍しくありません。
その割合は約50%と、半数ほどで永久歯の欠損が認められます。
永久歯がないために乳歯の歯根が刺激を受けず、そのまま残ることがあるのです。
癒合歯は歯のサイズが通常と異なるため、歯並びに悪影響を与える可能性があります。
将来矯正が必要になったときに、治療の難度が上がるかもしれません。
癒合歯の対応方法について
癒合歯が生えてきた場合にどのような対処が必要か分からず、不安になる人もいるでしょう。
まずは早めに歯科医院で相談し、虫歯予防のために、奥歯の溝をシーラントという特殊なプラスチック樹脂で埋める処置を受けてください。
フッ素塗布による歯質強化も虫歯予防に効果的です。
歯科医院で塗布してもらうのはもちろん、毎日の歯磨きの際にはフッ素入り歯磨き粉などを使用しましょう。
また、虫歯などの歯のトラブルを防ぐためにも、自宅でのケアが大切です。
毎日の歯磨きに加え、仕上げ磨きをする際に歯の間の溝を念入りに磨いてください。
さらに、生え変わりの経過観察をしてもらうことをおすすめします。
歯科医院で定期検診を受けて永久歯へと生え変わる状況をレントゲンで確認し、必要であれば適切なタイミングで抜歯しましょう。
まとめ
癒合歯とは、2本がくっついて1本になった状態で生えてきた歯のことで、ごくまれに起こります。
主に乳歯でみられますが、永久歯でも1000人に1人の割合で起こる現象です。
癒合歯は汚れが溜まりやすく、虫歯や歯周病の恐れが強まります。
それだけでなく、永久歯が形成されずに欠損する可能性も高いのです。
癒合歯が生えている場合には、仕上げ磨きでしっかりと汚れを落とし、定期検診を受けて必要に応じて抜歯するといいでしょう。
町田市で歯医者さんをお探しの際には、是非、町田ごうデンタルクリニックにお問い合わせ下さい。
当クリニックは、最大限に歯の神経を残す治療を行っております。
抜歯を検討する前に、先ずはご相談下さい。
スタッフ一同、お待ちしております。