【町田駅近くの歯医者】咀嚼は『噛み方』が大事!!
- 2025年12月31日
- 歯科コラム

「よく噛んで食べましょう」といわれたことがある人は多いでしょう。
しかし、ただ何回も噛めばいいというわけではないのをご存じでしょうか?
食事の際に噛むことを咀嚼といいます。
実は、咀嚼は噛む回数よりも噛み方が大事なのです。
咀嚼の際の正しい噛み方について解説します。
咀嚼の正しい噛み方とは?
よく噛んで食事をするように言われると、たくさん噛まないといけないように思うかもしれません。
しかし、噛む回数を増やすよりも、噛み方のほうが重要です。
咀嚼の際の正しい噛み方には、口を閉じて食べ物を奥歯でバランス良くすり潰すことが含まれています。
奥歯で食べ物をすり潰すことで消化を助けるだけでなく、脳の活性化、肥満予防、口内環境の維持など、多くの健康効果が期待できるのです。
逆に、噛み方が悪いと消化不良や虫歯・歯周病の原因になったり、歯並びが悪くなったりする可能性があります。
口を閉じて食べることが、正しい噛み方には大切です。
口を開けて食べると、食べ物が口の前方にたまりやすくなるため、正しく噛み砕くことができません。
唇を閉じることで唾液が効率的に分泌され、食べ物をまとめられます。
食べ物の最初の一口は前歯で噛み切ることも大切です。
奥歯は本来、すり潰すための役割を持ちますが、その前段階として前歯がしっかり機能しなければなりません。
前歯によって食べ物をしっかり噛み切り、奥歯ですり潰すことができる大きさにする必要があるのです。
舌を使って食べ物を口の奥に運び、左右の奥歯でバランス良くすり潰すようにして噛むことも大切で、一口で30回程度噛むことが推奨されています。
正しく噛むことのメリット
正しい噛み方をすると唾液と混ざりやすくなり、アミラーゼなどの消化酵素の働きで、消化や吸収が促進されるのがメリットです。
また、よく噛むことで顎や顔の筋肉が刺激され、脳への血流が増加し、脳の働きが活発になります。
満腹中枢が刺激されやすくなって食べ過ぎを防止でき、唾液の分泌が促進されて口内を洗い流す自浄作用や抗菌作用が働くようになるでしょう。
歯全体でバランス良く噛むことで、歯並びの改善や歯の健康維持につながります。
また、口を閉じて正しい噛み方をすることで、出っ歯や受け口になるのを防止することが可能です。
まとめ
食べ物を咀嚼するときは、正しい噛み方をすることが大切です。
前歯で食べ物を噛み切ったら、口を閉じた状態で奥歯を使ってすり潰すというのが正しい噛み方です。
正しい噛み方をしていると、唾液の分泌が促進されて消化や吸収を助けます。
それだけでなく、顎や顔の筋肉が刺激されることで脳の活性化にもつながるのです。
満福中枢が刺激されて食べ過ぎを防止できるのに加え、正しい歯並びの維持にもつながります。
町田市で歯医者さんをお探しの際には、是非、町田ごうデンタルクリニックにお問い合わせ下さい。
当クリニックは、最大限に歯の神経を残す治療を行っております。
抜歯を検討する前に、先ずはご相談下さい。
スタッフ一同、お待ちしております。