【町田駅近くの歯医者】「舌痛症」って知っていますか??
- 2025年10月16日
- 歯科コラム
口内の病気の1つに舌痛症がありますが、聞いたことがないという人は多いでしょう。
舌痛症は具体的な病気のことを指した名称ではなく、口内の粘膜に原因不明の痛みが生じる症状のことであり、いくつかの段階があります。
どのような症状が舌痛症にあてはまるのか解説します。
舌痛症の症状とは?
口内に痛みが生じる症状の1つが舌痛症ですが、「聞いたことのない名称だ」と思う人は多いでしょう。
舌痛症は、その名の通り舌に痛みが生じることをいいます。
ただし、舌だけでなく、口内の粘膜全体に生じる痛みの症状も同じ名称で呼ばれます。
具体的には、口内が痛い、あるいは不快な感覚があり、3ヶ月以上毎日のように繰り返しているが、原因が明らかではない場合に舌痛症と診断されているのです。
口内で広範囲に痛みが生じる「口腔内灼熱症候群」という病気のうち、一部の症状が当てはまるとされています。
しかし、実際には症状が類似した口腔内灼熱症候群に含まれる病気全体を舌痛症と呼ぶことが多いのです。
主な特徴について
舌痛症の具体的な症状は、口内で生じる痛みです。
ちなみに、傷や炎症など痛みの明確な原因があるケースは別の病気となります。
舌痛症は、痛みけが症状であるため、外から見てもわかりません。
あくまでも本人の訴えでしか痛みがあることがわからないため、なかなか理解してもらえないこともあるでしょう。
舌痛症の痛みには波があるのが特徴で、重篤になることもあります。
「痛くて夜眠れない」など、仕事や日常生活にも支障が出るようであれば、医療機関での受診が必要です。
また、舌痛症の痛みではなく、不安やうつが原因となって睡眠障害になることもあるでしょう。
実は、社会的ストレスと痛みは無関係ではありません。
むしろ、密接な関係があり、仕事や家庭で不快な出来事があると痛みが増していきます。
ヒリヒリとした痛みや刺すような痛みと形容され、顔の中心を挟んで左右に起こることが多いでしょう。
口内の粘膜表層に痛みが発生し、口内の乾燥を訴えることもよくあります。
さらに、味覚障害が起こることも珍しくありません。
なお、原因がはっきりせず、他の病気の可能性をすべて否定したうえで該当する舌痛症を一次性舌痛症といいます。
反対に、原因が明確な舌痛症は二次性舌痛症といいます。
まとめ
舌痛症は、舌の痛みだけではなく、口腔内の粘膜全体に起こる痛みを指しますが、中でも痛みの原因が明らかでない病態があてはまります。
口腔内灼熱症候群の一症例という位置づけですが、知名度の違いによって口腔内灼熱症候群全般も含めて呼ぶこともあるのです。
歯茎の腫れや傷など明らかな原因がなく、他の病気の可能性を全て否定したうえで口内の痛みという症状だけが残った場合に診断されます。
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