【町田でホワイトニング】酸食歯でもホワイトニングはできる??
- 2025年5月23日
- 歯科コラム
歯科医院でホワイトニングを行うとき、どうしても白くできない・施術ができない歯があるため、必ずしも効果があるとは限りません。
それでは、酸食歯といわれる歯の場合はどうでしょうか?
酸食歯はホワイトニングができるのか、解説します。
酸食歯はどのような歯?
そもそも、酸食歯とはどのような歯のことを指すのでしょうか?
酸食歯は、表面が酸に侵食された状態の歯です。
特に、エナメル質が侵食されている状態の歯を指します。
虫歯と同じように思えるかもしれませんが、虫歯の原因菌が増殖しているかどうかは関係ありません。
そのため別の症状となり、生活習慣病とされることもあるのです。
酸食歯は、酸性の食べ物などが歯に触れたときに、エナメル質が柔らかくなり溶け出すことで起こります。
柔らかくなった状態の歯を、強く磨いたり硬いものを食べたりした場合には、エナメル質が薄くなってしまうでしょう。
さらに悪化すると、冷たいものや熱いもの、甘いものなどがしみる知覚過敏が起こるようになります。
ホワイトニングはできる?
虫歯や歯周病があるとホワイトニングを受けることができません。
酸食歯の場合、ホワイトニングを受けることができるのでしょうか?
結論をいうと、酸食歯があってもホワイトニングを受けることは可能です。
ただし、軽度から中程度の場合に限られます。
重度の酸食歯になっている場合には、施術を受けることで神経が死滅する恐れがあるため、原則としてホワイトニングは受けられません。
ちなみに、軽度から中度とは、歯が黄色くなっていたり透明度が高くなっていたりする状態です。
あるいは表面が滑らかだったり溶けて丸くなっていたりする状態も含まれます。
歯が大きく欠損しているようなら重度になっている可能性があるため、ホワイトニング治療の前に歯科医院で相談したほうがよいでしょう。
また、軽度や中度の酸食歯はホワイトニングを受けられるとはいっても、ならないように予防するに越したことはありません。
酸性の食べ物を食べた後はなるべく早く、うがいやブラッシングをすることが大切です。
ただし、すぐに歯を磨くと柔らかくなった歯が削られてしまいます。
そのため、力をあまり入れずに磨いてください。
酸性の飲食物を摂取した後に、何もせず寝てしまうのは絶対に避けましょう。
まとめ
酸食歯とは、歯が酸性の食べ物などによって柔らかくなった状態です。
歯が削れやすく、悪化すると歯の内側まで見えるようになってしまいます。
酸食歯はホワイトニングを受けられますが、軽度や中度の状態に限られます。
重度になると神経が死滅する可能性があるため、受けられません。
酸食歯になることや重度の状態になることを防ぐためにも、食後のうがいや歯磨きにきちんと取り組んでください。
町田市で歯医者さんをお探しの際には、是非、町田ごうデンタルクリニックにお問い合わせ下さい。
当クリニックは、最大限に歯の神経を残す治療を行っております。
抜歯を検討する前に、先ずはご相談下さい。
スタッフ一同、お待ちしております。