【町田の歯医者】喫煙者は歯周病になりやすいのか??
- 2025年4月10日
- 歯科コラム
タバコには非常に多くの化学物質が含まれています。
その中には数百もの有害物質もあるため、タバコを吸うと体に悪いといわれているのです。
喫煙は口内にも悪影響があり、口臭がきつくなったり歯にヤニが付着したりします。
それだけでなく、歯周病になりやすいといわれているのです。
喫煙により歯周病になりやすいのは本当か、解説します。
喫煙と歯周病の関係
タバコを吸ったときに発生する煙には、数百もの有害物質が含まれていて、身体に多くの悪影響を与えています。
さらには喫煙によって歯周病になるリスクも高まります。
1日に10本以上喫煙している人は発症する危険度が5倍以上になり、重症化しやすいといわれているのです。
なぜ歯周病になるリスクが高まり、進行するリスクも高くなるのかというと、タバコの煙に含まれる成分が原因です。
タバコに含まれている成分の中には、歯にプラークが付着しやすくなるものがあります。
付着したプラークは歯石となり、歯周病のリスクを高めてしまうのです。
また、タバコにはビタミンCを破壊する成分も含まれているため、歯茎を形成するコラーゲンが生成しづらくなり歯茎が老化してしまいます。
タバコの煙は口内だけではなく体内にも影響を及ぼし、抵抗力や免疫力が低下して歯周病が進行しやすくなるのです。
口腔内への影響
タバコに含まれるニコチンという有害物質には血管を収縮させる作用があるため、喫煙すると血行が悪くなってしまいます。
血行が悪くなると、歯茎が炎症を起こしたときに出血や腫れなどが起こりにくくなるため、歯周病になった時に発見しづらくなってしまうのです。
また、発見して治療を始めたときに、非喫煙者よりも治りにくくなってしまいます。
さらには、一酸化炭素という有害物質も含まれていて、血液によって酸素が運ばれていくのを阻害してしまうのです。
加えて、見た目にも問題が発生します。
喫煙によって歯にヤニが付着し、茶色くなってしまうため、見栄えがよくありません。
それだけでなく、茶色く変色した歯から、少しずつニコチンが出てきてしまうのです。
タバコの煙は本人以外に、周囲の人にも受動喫煙という形で悪影響を与え、たとえば、子どもの歯茎の色が変色するなど、本人よりもリスクが高くなってしまいます。
喫煙は、自分だけではなく周囲の人にも悪影響を与えるということを自覚した方がいいでしょう。
まとめ
喫煙によって歯周病になるリスクが高くなるといわれ、実際に喫煙者は歯周病のリスクが非喫煙者よりも高くなります。
タバコの煙には多くの害があり、代表的な有害物質であるニコチンは血管を収縮させて血行を悪くするため、免疫力を低下させてしまうのです。
また、歯にプラークや歯石が付着しやすくなるため、歯周病の原因菌を増殖させてしまいます。
当クリニックは、最大限に歯の神経を残し、ご自身の歯を守る治療を行っております。
抜歯を検討する前に、先ずはご相談下さい。
町田市で歯医者さんをお探しの際には、是非、町田ごうデンタルクリニックにお問い合わせ下さい。