【町田の歯医者】子供の歯と大人の歯の違い
- 2025年2月21日
- 予防歯科
歯科治療では、子供と大人で診療科目が異なります。
同じ歯の治療なのになぜ分ける必要があるのかというと、子供の歯と大人の歯にはさまざまな違いがあるからです。
子供の歯と大人の歯の違いについて解説します。
子供と大人の歯の違い
生まれたばかりの子供には歯がありません。
しかし、早ければ生後4カ月ほど、遅ければ1年ほどで生えてくるでしょう。
下顎の前歯から生えてくることが多いのですが、上顎の前歯から生えてくることもあります。
徐々に本数が増えていき、目安としては3歳頃までに生え揃います。
しかし、中には4歳頃まで生え揃わないケースもあるでしょう。
生え揃うのが遅いからといって成長の遅さにつながるわけではなく、個人差というだけなのであまり気にする必要はありません。
子供に生えてくる歯は乳歯という歯で、大人の歯と比べると柔らかくデリケートです。
そのため、気を付けてケアをする必要があるのです。
乳歯は成長に伴い永久歯に生え変わります。
しかし、生え変わったばかりの歯は永久歯であっても柔らかいため、注意しなくてはいけません。
乳歯は虫歯になることがよくありますが、進行速度が速いわりに痛みが少ないため、なかなか気づかないようです。
子供は大人ほど丁寧に歯磨きができないため、仕上げ磨きも必要であり、汚れが残ることも少なくありません。
子供の歯に仕上げ磨きをしてあげるのは虫歯を防ぐために必要です。
子どもが自分でしっかり磨けるようになるまで続ける必要があるでしょう。
乳歯でも虫歯の治療は必要
子供が虫歯になった時、乳歯なら放っておけば生え変わるから治療の必要はない、と思うかもしれません。
しかし、たとえ乳歯であっても虫歯になってしまった場合は放置せず、治療しなくてはならないのです。
子供に生えている歯は、成長するに伴って生え変わり、乳歯から永久歯になっていくのですが、永久歯は生える前から乳歯の奥に存在しています。
乳歯が虫歯になって悪化してしまうと、生える前の永久歯も虫歯になってしまう可能性があるのです。
子どものうちに、歯磨きをしっかりとするように習慣づけておくことができれば、大人になってからでも丁寧に歯磨きをするようになります。
虫歯のリスクを下げることにもつながるため、乳歯の虫歯もきちんと治療して丁寧に歯磨きをするように習慣づけるべきでしょう。
まとめ
子供の歯と大人の歯は固さが違い、子供の歯の方が柔らかく虫歯になりやすいため、普段からしっかりと歯磨きをして、必要なら仕上げ磨きもしましょう。
子供の歯である乳歯は、やがて永久歯に生え変わります。
そのため、虫歯になっても放置していいと思っている人もいるでしょう。
しかし、乳歯の虫歯は乳歯の奥にいる永久歯にも感染してしまうことがあるため、十分注意して虫歯を予防してください。
当クリニックは、最大限に歯の神経を残し、ご自身の歯を守る治療を行っております。
抜歯を検討する前に、先ずはご相談下さい。
町田市で歯医者さんをお探しの際には、是非、町田ごうデンタルクリニックにお問い合わせ下さい。