【町田の歯医者】抜歯後の治療法について
- 2025年1月25日
- 虫歯治療
虫歯や歯周病で歯を抜いた場合、失われた歯を補うための治療が必要です。
歯を補う方法は1つではなく、主にインプラントと入れ歯、ブリッジという3つの治療法があります。
複数の治療法があるため、どれがいいのか悩んでしまう人もいるでしょう。
抜歯後の治療法について、主な特徴やメリットなどを解説します。
インプラントの特徴
インプラントは、顎の骨にインプラント体という人工歯根を埋入して固定する治療方法です。
骨の穴がふさがってインプラント体が固定されたら、上部構造と呼ばれる被せものを装着します。
インプラントは、しっかりと噛むことができるというのが特徴です。
たとえば、天然歯と比べて入れ歯の場合は2割、ブリッジは半分程度の力でしか噛むことができません。
その点、インプラントは天然歯より若干弱い程度の力で噛むことができるという利点があります。
インプラント体の素材には主に生体親和性が高いチタン合金が用いられるため、金属アレルギーも滅多に起こらないでしょう。
インプラント体が支えとなっているため、他の歯に負担をかけることがないというのも、インプラントのメリットといえます。
入れ歯とブリッジの特徴
入れ歯には総入れ歯と部分入れ歯があり、それぞれ形状が異なります。
ただし、基本的な特徴は共通しています。
入れ歯はレジン製であれば保険が適用されるため、比較的安価な治療費で収まるという点がメリットといえるでしょう。
基本的なものであれば総入れ歯でも2万円前後で製作可能です。
しかし、見た目や機能性にこだわりたい場合には、保険が適用されない自由診療となります。
自由診療の入れ歯を作製するとき、多くの人は入れ歯の「床」という、口内の粘膜と触れる部分を金属に変更した金属床の入れ歯を選びます。
素材には、ゴールドやチタン、クロムなどさまざまな素材があり、保険診療で作製する入れ歯のレジン床と比べると、かなり薄くすることができるでしょう。
また、入れ歯は作製するまでの期間が短く、大抵の場合は数週間で完成します。
ただし、作製したら終わりではなく、その後も調整は必要です。
ブリッジ治療は、失った歯の両脇の歯を支えとした被せものであり、失われた歯の本数に2本分を加えた形状となります。
ブリッジは、銀歯と同じ素材を選んで作製する場合には、保険が適用されるため、自己負担額を抑えることが可能です。
ただし、白い素材を使用する場合など、自由診療になるケースもあることに注意してください。
ブリッジの寿命はおよそ7年といわれていますが、しっかりとケアをすれば10年以上使用できるケースもあります。
まとめ
抜歯した後の治療には、インプラントや入れ歯、ブリッジなどの治療法があります。
インプラントは最も天然歯に近い感覚で使用することができ、他の歯に負担をかけることがないという点や、金属アレルギーが起きにくい点がメリットです。
入れ歯は比較的安価で作製できるのがメリットですが、作製してからも調整を受ける必要があります。
ブリッジは保険が適用される素材もありますが、白い素材などを選ぶ場合に自由診療になるでしょう。
当クリニックは、最大限に歯の神経を残し、ご自身の歯を守る治療を行っております。
抜歯を検討する前に、先ずはご相談下さい。
町田市で歯医者さんをお探しの際には、是非、町田ごうデンタルクリニックにお問い合わせ下さい。