【町田の歯医者】口臭の原因③口内の細菌
- 2025年1月16日
- 口腔外科
口臭は自覚しないまま悪化することもあるため、厄介です。
原因の1つに挙げられるのが口内の細菌で、虫歯菌や歯周病菌が代表的でしょう。
口内で細菌が増えると、なぜ口臭の原因になってしまうのでしょうか?
口臭と口内の細菌との関係について解説します。
口臭と口内の細菌の関係性
口内にはさまざまな細菌が存在しています。
その中でも口内トラブルを引き起こすのが、虫歯の原因となる細菌と、歯周病の原因となる細菌でしょう。
虫歯や歯周病の原因菌が一定以上に増えると、虫歯や歯周病が発症してしまいます。
それだけでなく、同時に口臭を悪化させる原因にもなるのです。
虫歯になった時は歯が溶かされますが、溶かされたことでできた穴に食べ物の欠片が溜まり、腐敗すると口臭の原因になるでしょう。
また、虫歯が悪化して神経が死んでしまうと、腐敗して独特な臭いを発するようになるため、口臭が悪化します。
歯周病になった場合には、歯周ポケットができて内部に嫌気性菌が住み着くことで、口臭の原因になります。
嫌気性菌は、代謝の際にメチルメルカプタンや硫化水素など、強いにおいを発する成分を産生することから、口臭の原因になります。
虫歯と歯周病のどちらにも当てはまる原因として、症状が悪化することで膿が溜まり、口臭が悪化するという点が挙げられます。
口臭を改善するには?
口内の細菌が増え、虫歯や歯周病を発症したことで口臭が悪化した場合の対処方法として、虫歯や歯周病を治療することが第一に挙げられます。
虫歯の場合、口臭の原因となるのは歯が溶けて穴が開く段階になってからです。
したがって、悪化する前に治療してしまえば口臭に影響はないでしょう。
悪化した場合でも、きちんと治療をして虫歯が再発しないように注意すれば、口臭は改善されます。
歯周病は虫歯よりも治療が困難です。
特に重症化すると完治にはかなり時間がかかるようになるでしょう。
初期段階であれば口臭に特に影響を及ぼさず、完治もしやすいのですが、自覚症状がないためなかなか気が付くことはありません。
虫歯や歯周病を早期に発見するためには、定期検診を受けて歯の状態を確認しておくのがおすすめです。
まとめ
口内で細菌が増えると、虫歯や歯周病になって口臭が悪化する原因となってしまいます。
虫歯の場合は、歯に空いた穴の中に溜まった食べ物の欠片や死んだ神経の腐敗臭などが口臭の原因となります。
歯周病の場合、歯周ポケット内に侵入した嫌気性菌が産生する、メチルメルカプタンや硫化水素などの成分、並びに膿が口臭の原因となるのです。
口臭を悪化させないためにも、虫歯や歯周病はなるべく早く治療しましょう。
当クリニックは、最大限に歯の神経を残し、ご自身の歯を守る治療を行っております。
抜歯を検討する前に、先ずはご相談下さい。
町田市で歯医者さんをお探しの際には、是非、町田ごうデンタルクリニックにお問い合わせ下さい。