【町田・町田駅の歯医者】歯磨き後のうがいは何回が理想??
- 2024年8月10日
- 予防歯科
歯磨きをした後は、うがいをして歯磨き粉を洗い流しますが、何回すればいいのかわからないという人は多いでしょう。
うがいの回数は個人の自由ですが、歯磨きの効果を最大限に発揮するために適切な回数はどれくらいでしょうか?
歯磨き後のうがいの回数について、解説します。
歯磨き後のうがいの回数
歯磨きをした後、うがいを念入りにする人もいるのではないでしょうか?
実は歯磨き後のうがいは1回だけ行うのが理想的です。
口の中に歯磨き粉の泡がいっぱいになっていると、何回もうがいをして洗い流さなければいけないと考える人は多いでしょう。
しかし、歯磨きをした後のうがいはコップに少量の水を入れて1回だけするというのが、理想的です。
なぜなら、多くの歯磨き粉にフッ素という成分が含まれているためです。
フッ素には歯の再石灰化を促す働きがあります。
何回もうがいをしてしまうとフッ素も一緒に流れてしまうため、歯にフッ素がついた状態になるように、うがいは1回だけにしておくべきです。
フッ素の働きとは?
フッ素には、虫歯を防ぎ、歯を丈夫にする働きがあります。
歯は、カルシウムやリンが流れ出す脱灰と、唾液から充填して再び歯を固める再石灰化を繰り返して、強くなっていきます。
しかし、脱灰した歯がなかなか再石灰化できず、脱灰したままになると、初期の虫歯になってしまうのです。
歯にフッ素が塗布されていれば、再石灰化を促すため脱灰したままということにはなりません。
歯にフッ素が塗布されると、再石灰化を起こしやすいアパタイトに変化して、脱灰もしにくくなります。
そのため、フッ素が口内にあることは重要です。
歯磨き粉を選ぶときは、フッ素が配合されているか、発泡剤が含まれていて口内が泡だらけになってしまわないか、きちんとチェックして選びましょう。
また、うがいをした後はしばらく飲食を控えておくことで、再石灰化の効果がより高まるといわれています。
まとめ
歯磨きをした後は、うがいをして歯磨き粉を洗い流しますが、何度もうがいをするのはおすすめできません。
歯磨き粉に含まれているフッ素が歯に付着すると、歯の初期症状である脱灰が起こりにくくなるうえに、再石灰化しやすいアパタイトに変化させるため、フッ素を残さなくてはならないからです。
歯磨き後のうがいは、1回だけ少量の水で行うのが理想的といえるでしょう。
うがいをした後、しばらくの間は飲食を控えるようにしてください。
当クリニックは、最大限に歯の神経を残し、ご自身の歯を守る治療を行っております。
抜歯を検討する前に、先ずはご相談下さい。
町田市で歯医者さんをお探しの際には、是非、町田ごうデンタルクリニックにお問い合わせ下さい。