【町田・町田駅の歯医者】よく嚙まない食事はなぜ歯に悪いの?
- 2024年8月3日
- 予防歯科
食事の際は、よく噛んで食べるべきだといわれています。
なぜなら、よく噛まないで食べているとさまざまなデメリットがあるからです。
意外なデメリットとして、よく噛まないで食事をしていると歯にも悪影響があることが挙げられます。
噛まないと、なぜ歯に悪影響があるのでしょうか?
よく噛まないで食事をしていると、なぜ歯に悪いのかを解説します。
よく噛まない食事の歯以外のデメリット
まず、よく噛まないで食事をしているとどのようなデメリットがあるのか、歯に悪い影響があるという点以外のデメリットについて解説します。
よく噛んで食べていると、満腹中枢が刺激されるため食事に満足感が出ますが、噛まなければ満腹感がないため食べ過ぎてしまいます。
食べ過ぎは肥満の原因になるだけではなく、糖尿病や高脂血症の原因にもなるため、よく噛んで食べるべきなのです。
また、よく噛まないで食事をしていると、食べたものを大きいかけらのままで飲み込むことが多くなります。
食べたものは胃腸で消化されますが、大きなかけらを消化するのは胃腸にかかる負担が大きくなり、体調不良を引き起こしやすくなるでしょう。
よく噛まないことがなぜ歯に悪いのか
よく噛まずに食事をすると、病気の原因になったり胃腸に負担がかかってしまったりするのですが、歯にはどのような悪影響があるのでしょうか?
食事の際によく噛んで食べていると、唾液腺が刺激されて唾液の分泌量が増えますが、噛む回数が少なければ分泌量は少なくなります。
唾液には消化酵素としての働きもありますが、口内を洗浄したり酸を中和したりする作用や抗菌作用などもあり、虫歯や歯周病の予防にもなるのです。
よく噛まないで食事をしているために唾液の分泌が少なくなると、口内には汚れが溜まりやすくなり、虫歯や歯周病になる可能性も高くなってしまいます。
また、歯は脱灰と再石灰化を繰り返して強くなりますが、再石灰化には唾液に含まれる成分が必要です。
少なければ脱灰が増えて歯が弱くなるでしょう。
まとめ
よく噛んで食事をすることは、満腹感を覚えやすくなって肥満を予防します。
また、大きなかけらのまま飲み込み、胃腸に負担がかかることを防止します。
よく噛んで食べていると唾液の分泌が増え、口内を洗浄したり虫歯や歯周病を予防したりできます。
歯の再石灰化を促す働きがありますが、よく噛んで食事をしないと唾液が少なくなるため、虫歯や歯周病になるリスクが高まるのです。
当クリニックは、最大限に歯の神経を残し、ご自身の歯を守る治療を行っております。
抜歯を検討する前に、先ずはご相談下さい。
町田市で歯医者さんをお探しの際には、是非、町田ごうデンタルクリニックにお問い合わせ下さい。