【町田駅の歯医者】食事の際の姿勢は歯並びにどう影響するでしょうか?
- 2024年5月23日
- 小児歯科
歯並びが悪い子供は、食事中の姿勢が悪いケースが少なくありません。
歯並びに影響を与える要素として、遺伝や虫歯、日常の癖などが挙げられますが、食事中の姿勢も歯並びに大きな影響を与える要素の1つです。
食事の際の姿勢が悪いと、歯並びにどのような影響を与えるのでしょうか?
主な影響について解説します。
足元が床につかないことが及ぼす影響
食事中の子供の様子を確認すると、足が床につかず、ブラブラさせているケースがあります。
子供を大人用のいすに座らせて食事させているケースでよくみられますが、椅子のサイズが子供に合っていないことが原因です。
大人用のいすは子供にとっては高すぎるため、足が床に届きません。
足をブラブラさせたままでいると、しっかりと噛めないという問題が発生します。
両足をきちんと床につけることができれば、自然と背筋も伸び、本来の力で噛むことが可能です。
しかし、両足が宙に浮いたままの状態では、噛む力が低下してしまいます。
食べ物を噛むことは、顎を発達させるための重要な要素です。
しっかり噛まずに食べていると、顎が十分に発達せず小さいままになってしまいます。
顎が小さいと歯が並ぶスペースが不足するため、生えてきた歯が重なり合ったりずれたりして歯並びが悪くなります。
歯並びの悪さは見た目に問題があるだけでなく、虫歯や歯周病、口臭等の原因にもなるため、注意が必要です。
また、肩こりや頭痛といった全身の問題も引き起こし、大人になってからも不調に悩む恐れがあります。
背筋が曲がっているデメリット
背筋が曲がった状態で食事をする子供は少なくありません。
いわゆる猫背と呼ばれる状態ですが、猫背で食事をすると胃腸が圧迫されて消化が悪くなるので、やめさせましょう。
消化が悪くなることで食事量が減り、成長にも悪影響を及ぼします。
食事中に猫背になるのは、食べ方に問題があるからかもしれません。
食べ物を口が迎えに行くように食べると、自然に頭が前に出て、背筋が曲がります。
きちんと茶碗やお椀を持って食べるよう、習慣づけましょう。
背中が左右に曲がっているケースにも注意が必要です。
なぜなら、食事の際に左右の歯で均等に噛むことができないからです。
どちらか一方の歯を使って噛むことになり、顎がバランスよく発達せず、よく使う側の顎ばかり発達します。
顎のバランスが崩れると、噛み合わせが悪化する可能性が高くなります。
まとめ
子供の歯の噛み合わせが悪化しないようにするためには、食事の際の姿勢にも注意が必要です。
足が床につかない状態で食事をすると、食べ物をしっかりと噛めません。
また、猫背で食事をすると体の成長に悪影響を及ぼす可能性があるため、正しい姿勢で食事をさせることが大切です。
さらに、背筋が左右に曲がっている場合は食べ物を噛む歯も一方に偏り、噛み合わせが悪くなるリスクが高まります。
当クリニックは、最大限に歯の神経を残し、ご自身の歯を守る治療を行っております。
抜歯を検討する前に、先ずはご相談下さい。
町田市で歯医者さんをお探しの際には、是非、町田ごうデンタルクリニックにお問い合わせ下さい。