【町田駅の歯医者】歯並びに子どもの姿勢はどう関係するのでしょうか?
- 2024年5月18日
- 小児歯科
近年、子供の姿勢が悪いケースがよく見られます。
姿勢が悪いと、成長途中の骨格にゆがみが出るなどの悪影響がありますが、それだけではありません。
実は、歯並びにも影響を与えるのです。
子供の姿勢は、歯並びにどのような影響を与えるのでしょうか?
歯並びが受ける主な影響を解説します。
子供の姿勢の悪さとは?
近年、猫背の子供が増えています。
普段の生活習慣の影響で猫背になるケースもありますが、口呼吸が関係するケースもあるため、心当たりがある場合には改善する必要があります。
口呼吸は、なぜ猫背を引き起こすのでしょうか?
口呼吸が猫背を引き起こすのは、上を向いた方が楽に呼吸できることにあります。
口呼吸になると自然と上を向いた状態になってしまい、その状態で正面を見ようとすると猫背になってしまうのです。
たまに上を向くだけなら影響はありませんが、上を向くことが常態化すると、猫背になっていくでしょう。
猫背が普通の状態になると、背筋を伸ばした状態が不自然な体勢に感じてしまいます。
正しい姿勢を維持する筋力も低下するため、無意識のうちにまた猫背になってしまうでしょう。
子供のうちから鼻呼吸を習慣づけて、猫背を防止することが大切です。
歯並びに与える影響は?
姿勢が悪いと、歯並びにはどのような影響があるのでしょうか?
まず、挙げられるのは口内の乾燥です。
口呼吸が増えて口内が乾燥しやすくなり、虫歯や歯周病などを引き起こす可能性があります。
次に挙げられるのが、歯並びの悪化です。
唇や頬の筋肉が外から内に向けて押す力と、舌が内から押す力のバランスがとれた状態によって、正しい歯並びに近づきます。
しかし、口呼吸をすると筋肉のバランスが崩れてしまい、前歯が押し出されやすくなって、歯並びが悪化する恐れがあるのです。
さらに、口呼吸は寝方にも影響を及ぼします。
口呼吸が当たり前になってしまうと、あおむけで寝るべきにも関わらず、うつ伏せや横向きで寝るようになってしまうのです。
うつ伏せや横向きで寝ることで、歯に頭の重さが加わるため、歯列の乱れを引き起こしてしまいます。
それだけでなく、背中や腰にも悪影響を与え、背中の痛みや腰痛に悩まされるようになるかもしれません。
まとめ
子供の頃は、骨格がまだ成長途中にあるため、ゆがむことが珍しくありません。
同様に、歯並びも悪くなりやすいため、注意が必要です。
特に注意したいのが姿勢です。
口呼吸が当たり前になると猫背になってしまいます。
子供が口呼吸になっているようであれば、なるべく早く鼻呼吸になるよう改善してください。
口呼吸は歯並びに悪影響を及ぼすだけでなく、寝方にも影響を与えます。
うつ伏せや横向きで寝るようになると、頭の重さが歯列に加わって歯並びが乱れることもあるため、注意しましょう。
当クリニックは、最大限に歯の神経を残し、ご自身の歯を守る治療を行っております。
抜歯を検討する前に、先ずはご相談下さい。
町田市で歯医者さんをお探しの際には、是非、町田ごうデンタルクリニックにお問い合わせ下さい。