【町田で虫歯治療】花粉症が虫歯にどのような影響を与えるのか解説します
- 2024年3月6日
- 予防歯科
花粉症に悩む人は毎年増加傾向にあり、くしゃみや鼻水などのさまざまな体調不良が起こります。
しかし、花粉症が虫歯にも影響を及ぼすことを知らない人は多いのではないでしょうか。
花粉症が虫歯にどのような影響を与えているのか、解説します。
花粉症によって口が乾いてしまう
花粉症になると、風邪とよく似た症状が出てきます。
主症状としてはくしゃみ、鼻水、鼻づまりなどが挙げられ、人によっては微熱が出ることもあります。
鼻がつまると鼻呼吸が困難になるでしょう。
普段、鼻呼吸ができている人でも、花粉症の時期だけは口呼吸になることが珍しくありません。
しかし、口呼吸は口の中乾燥させてしまうため、虫歯を引き起こす可能性があるのです。
口の中で分泌される唾液には、食べかすなどの汚れを洗い流すほか、細菌の働きを抑制する殺菌効果など、虫歯を防ぐ効果があります。
口内が乾燥すると唾液の量が減少し、虫歯の原因菌が活発に活動するようになるため、虫歯のリスクが高まるのです。
花粉症と虫歯とは一見無関係に思うかもしれませんが、以上のような理由から、注意が必要です。
花粉症の時期は、虫歯を防ぐためにもブラッシングを普段以上に丁寧に行い、食べかすが残らないように気を付けましょう。
また、小まめにうがいをしたり水分を摂ったりして、乾燥を防ぐことも大切です。
治療が困難になる
花粉症は虫歯の治療の妨げになることもあります。
虫歯を治療する際は、口を開けて鼻で呼吸しなくてはなりません。
しかし、花粉症で鼻がつまっていると呼吸が難しくなってしまいます。
また、くしゃみや咳が出やすくなるため、口を開けていても反射的に閉じてしまうこともあります。
あまりにひどい場合には、治療を中断せざるを得ません。
鼻やのど周りがアレルギー反応で炎症を起こしているケースも多く、歯茎の色を正確に把握できないこともあります。
歯茎が腫れていても気付きにくく、正確な診断を下せない恐れがあります。
花粉症が発症している時期に虫歯治療ができないというわけではありません。
しかし、以上の理由から治療の効率が悪化するため、花粉のシーズンはできるだけ避けて治療を受けることをおすすめします。
まとめ
花粉症を発症していると、虫歯になるリスクも高くなります。
鼻がつまっていると口内が乾燥しやすく、虫歯を防ぐ機能を持つ唾液が減少するため、虫歯の原因菌の働きを阻害できなくなるのです。
また、くしゃみなどが出やすいため、通常よりも治療が困難になります。
虫歯の治療はできるだけ花粉症の症状が出やすい時期を避けた方がいいでしょう。
町田市で歯医者さんをお探しの際には、是非、町田ごうデンタルクリニックにお問い合わせ下さい。
当クリニックは、最大限に歯の神経を残す治療を行っております。
抜歯を検討する前に、先ずはご相談下さい。
スタッフ一同、お待ちしております。