【町田で虫歯治療】花粉症になると歯が痛くなることがあるのはなぜか解説します
- 2024年3月4日
- 予防歯科
毎年春先になると、飛散するスギ花粉へのアレルギー反応に悩む人が数多くいることから、花粉症といえばスギ花粉のイメージを思い浮かべる人は少なくないでしょう。
実は、アレルギー反応を起こす花粉はスギだけではなく、ブタクサ、イネなど他にもあります。
そのため、春先だけでなく、晩春や初夏、秋などほかの季節にひどい花粉症になる人もいるのです。
中には花粉症と同時に歯が痛くなるという人もいますが、花粉症で歯が痛むことがあるのはなぜでしょうか?
花粉症の症状が始まると歯が痛む理由について、解説します。
花粉症で歯が痛む原因は?
花粉症になると、鼻水やくしゃみなどの症状が出るケースが一般的です。
しかし、中には歯が痛みだす人もいます。
花粉症で歯が痛むのは虫歯のせいではなく、副鼻腔炎のせいかもしれません。
副鼻腔とは、鼻の周囲にある空洞になっている部分のことです。
鼻腔が細菌によって炎症を起こしている状態を、副鼻腔炎といいます。
花粉症により鼻に発生した炎症が、副鼻腔に広がることがあります。
副鼻腔の中の粘膜が腫れ、奥歯などが圧迫されることで痛みが生じるケースがあるのです。
なお、副鼻腔炎が原因の場合、痛むのは上の奥歯に限られます。
また、噛んだ時だけではなく何もしていない時にも痛みが生じます。
痛みだけではなく、歯が浮いたような感覚もあるでしょう。
虫歯と副鼻腔炎の判断
歯の痛みの原因が副鼻腔炎ではなく、虫歯というケースもあります。
副鼻腔炎と虫歯の判断はどのようにすればいいのでしょうか?
副鼻腔炎の場合、広範囲で神経を圧迫するため、頭痛が伴うことがあります。
また、頭を動かした際に痛みが生じることもあります。
鼻腔内に溜まった膿が動くような感覚がある場合も、副鼻腔炎の可能性が高いでしょう。
副鼻腔炎かどうか判断するには、階段の上り下りや軽く跳ねた時に頭に響くかどうか確認してください。
痛みがある場合には、副鼻腔炎の可能性が高いでしょう。
確実に虫歯と副鼻腔炎を区別するためには、レントゲン撮影やCT撮影が必要です。
虫歯が原因の場合、痛みを感じるくらいまで進行している可能性が高いため、根管治療が必要になるケースもあります。
一方、副鼻腔炎であれば、抗生物質で治療可能です。
確実に判断するためにも、歯科医院で診察を受けてください。
その結果、何の異常もなければ副鼻腔炎の可能性があるため、耳鼻咽喉科へ行きましょう。
まとめ
花粉症になると、一般的に鼻水やくしゃみ、咳などが起こりますが、中には歯が痛むという人もいます。
歯が痛むのは虫歯が原因である可能性もありますが、虫歯ではない場合には副鼻腔炎かもしれません。
副鼻腔炎は、鼻の横にある副鼻腔という空洞内で炎症が起こっている病気です。
副鼻腔炎と虫歯の歯の痛み方は異なるので、どちらが原因かを確認してみてください。
そのうえで歯科医院を受診し、歯に何の異常もなければ副鼻腔炎である可能性があるため、耳鼻科を受診しましょう。
町田市で歯医者さんをお探しの際には、是非、町田ごうデンタルクリニックにお問い合わせ下さい。
当クリニックは、最大限に歯の神経を残す治療を行っております。
抜歯を検討する前に、先ずはご相談下さい。
スタッフ一同、お待ちしております。