【町田の歯医者】歯周病は加齢が原因でかかる病気なのかを解説します
- 2024年2月11日
- 歯周病治療
歯周病は、かつては加齢によってかかる病気と思われていました。
しかし、本当に歯周病の原因は加齢なのでしょうか?
もし加齢が原因ならば、若い人はかかることはないはずです。
加齢と歯周病の関係について、解説します。
歯周病の原因は加齢ではない
歯周病の原因は、加齢だと考えられていた時期がありました。
そのため、歯がぐらついても「年のせいだ」と諦める人もいたのですが、現在は加齢のせいではないことが分かっています。
歯周病の原因は、歯周病菌という細菌です。
歯周病菌が増殖する原因となるプラークを除去し、歯周病菌を減らすことができれば、歯周病は治療可能です。
歯周病は、どの年代であっても感染する可能性があります。
10代や20代でも、歯磨きが不十分でプラークが落としきれていなければ感染する可能性はあるのです。
加齢は歯周病の直接の原因ではありません。
ただし、高齢になると免疫力が下がるため、歯周病になりやすいというのは確かです。
歯周病は細菌感染の病気であるため、免疫力が下がると歯周病菌の働きを抑制できなくなり、症状も悪化しやすくなるのです。
歯周病は、若い人よりも高齢者の方が進行しやすく治りにくくなるため、中年以降になってからは歯周病の予防に注意を入れましょう。
また、早期に発見して治療を進めることも大切です。
歯周病は若くてもかかる
前述したとおり、歯周病になる原因は歯周病菌なので、若くても歯周病になることはもちろんあります。
例えば、若くても免疫力が低下している場合には、歯周病の発症リスクは高まります。
免疫力が低下する理由として挙げられるのは、生活習慣や食生活の乱れです。
過度のストレスも、免疫力低下につながります。
口内では、唾液腺から免疫物質のIgAが分泌されて細菌の侵入を防いでいます。
しかし、強いストレスによって自律神経のバランスが乱れると分泌量が低下するため、感染しやすくなるのです。
歯周病になっても、早期に発見できれば治療も早く終わります。
早期発見に有効なのが、定期的な検診とクリーニングです。
クリーニングを受けると普段の歯磨きでは落としきれない汚れを徹底的に落としてもらえるため、プラークを除去でき、歯周病菌の増殖を抑えられます。
まとめ
ひと昔前は、歯周病は加齢によってなるもので、高齢者の病気だと思われていました。
実際には加齢は間接的な理由でしかなく、高齢者以外でも歯周病にかかる可能性は十分にあります。
歯周病になると、治療にはかなりの時間がかかります。
そうならないように予防するには、定期的に歯科医院で検診とクリーニングを受けることが大切です。
町田市で歯医者さんをお探しの際には、是非、町田ごうデンタルクリニックにお問い合わせ下さい。
当クリニックは、最大限に歯の神経を残す治療を行っております。
抜歯を検討する前に、先ずはご相談下さい。
スタッフ一同、お待ちしております。