【町田で小児矯正】小児矯正にはなぜ一期と二期があるのかを解説します
- 2023年8月15日
- 矯正治療
矯正治療において、成人の場合は特に分けられることはありませんが、小児矯正では一期と二期に分けられています。
なぜ、小児矯正だけ2つに分ける必要があるのでしょうか?
また、一期と二期では何が違うのでしょうか?
小児矯正で一期と二期に分けられる理由について、解説します。
一期治療とは?
子どもが成長するに従い、口内の環境は大きく変化していきます。
矯正治療は成長に応じて一期と二期に分けられますが、一期では具体的にどのような治療を行うのでしょうか?
実は、一期治療の主な目的は、顎の骨を充分に成長させることにあります。
顎が十分に成長していないと、永久歯が生えてくる頃に並ぶスペースが足りず、曲がって生えたり重なって生えたりするかもしれません。
3歳頃から一期の治療を始めることは可能ですが、一般的には乳歯が永久歯へと生え変わり始めるタイミングの6~7歳頃から始めることが多いため、乳歯と永久歯が混在しているでしょう。
一期治療を始めるのが遅いと、永久歯の位置が正しい位置からズレてしまうことがあります。
奥歯の生え変わりが始まってしまうと矯正装置が安定しないため、早めに治療をした方がいいでしょう。
二期治療とは?
二期治療を始めるタイミングは12歳頃が多いでしょう。
この年齢になると永久歯が生え揃い、顎の骨がしっかりと成長しているため、歯並びを細かく調整しやすくなっています。
一期における治療の主な目的は顎の骨の矯正でしたが、二期治療の場合は成人矯正と同じく、主に歯列矯正が目的となります。
ゆえに、一期を小児矯正、二期を成人矯正と考える人もいます。
二期治療では、金属ブラケットを装着して矯正用のワイヤーを使用するワイヤー矯正を行い、歯を正しい位置へと動かします。
しかし、金属ブラケットは目立つため嫌だという人もいるでしょう。
目立たないように歯列矯正をしたい場合には、マウスピース矯正も可能です。
マウスピース矯正では、透明なプラスチック製のマウスピース型矯正装置を使用するので、目立たないように治療できます。
マウスピース型矯正装置は、大人になってから矯正治療をする方に人気がありますが、子どもの場合も見た目が気になる場合によく選ばれています。
小児矯正は、成人矯正よりも歯をスムーズに動かすことができるため、なるべく早い段階で治療を始めるのがおすすめです。
まとめ
小児矯正は、顎の骨を矯正する一期治療と、歯列矯正を行う二期治療に分けられます。
上顎に十分な幅がなければ、歯が綺麗に生え揃うためのスペースが不足して歯並びが悪くなることがあるので、一期治療では不足している幅を広げていきます。
歯列矯正には矯正装置を使用する必要があります。
矯正装置は金属ブラケットを使用したワイヤー矯正を使用するケースが多いのですが、中にはマウスピース矯正を行う人もいます。
歯科医と相談して決めていきましょう。
歯列矯正については、大人と同じく金属製のブラケットとワイヤーを装着して歯を移動させるのが一般的ですが、目立つのが嫌な場合はマウスピースでの矯正も可能です。
まずは、矯正が必要か確認しましょう。
町田市で歯医者さんをお探しの際には、是非、町田ごうデンタルクリニックにお問い合わせ下さい。
当クリニックは、最大限に歯の神経を残す治療を行っております。
抜歯を検討する前に、先ずはご相談下さい。
スタッフ一同、お待ちしております。