【町田で小児矯正】子どもの時から行う小児矯正はなぜ必要なのでしょうか?
- 2023年8月11日
- 矯正治療
歯並びを整える矯正治療は、歯が生えていればいつでもできるのですが、どちらかといえば子どもの頃に始める人が多いでしょう。
小児矯正は、痛みも伴って大変なのにあまり意味がないと思っているかもしれません。
しかし、実際には重要な役割を持っているのです。
小児矯正がなぜ必要なのか、解説します。
小児矯正はなぜ必要?
矯正治療は、歯並びを整える治療です。
しかし、「子どもの歯並びを整えても、永久歯へと生え変わった時には元に戻るから意味がないのではないか」と思う人もいるでしょう。
実は、小児矯正は永久歯が生えてきた時に備えて行うものです。
乳歯と生え変わる永久歯は、乳歯と同じ場所から生えてきます。
乳歯を矯正しておくことによって、永久歯も正しい位置に生えるのです。
また、小児矯正をあらかじめ行っておくと、顎の成長を助けて歯が並ぶのに適した大きさになるため、永久歯に生えかわっても歯並びが整った状態をキープできます。
顎のサイズが小さいと、歯が綺麗に並ばず重なり合ったり、斜めに生えたりしてしまう恐れがあるのです。
小児矯正をすると、顎を適切に成長させて、上顎前突や下顎前突、叢生などの不正咬合を防ぐことができます。
小児矯正の方が大人になってからよりも歯が動きやすく、矯正装置を装着していても慣れるのが早いため、矯正治療は子どものうちに始めた方がいいのです。
小児矯正を受けるメリット
小児矯正にはさまざまなメリットがあります。
その中でも特に重要なのが、いくつかの症状が改善されることがあるという点です。
どのような症状が改善されるのか、解説します。
改善される症状として、まずは口呼吸が挙げられます。
口呼吸をする子どもは鼻腔が狭いせいで鼻での呼吸がしにくいのですが、小児矯正で上顎を広げることで、鼻腔も広がり口呼吸もしにくくなります。
また、扁桃腺が腫れる扁桃炎にもかかりにくくなります。
また、改善される症状として、鼻づまりやいびき、ぜんそくも挙げられます。
上顎が広がることによって、これらの症状が改善されるのです。
鼻呼吸になることで風邪をひきにくくなります。
また、噛み合わせが整うことでしっかりと食べ物を噛むことができるようになり、食事が楽しくなるでしょう。
他にも多くの症状が改善されるので、病気になることが多い子どもで歯並びが乱れている場合には、小児矯正を検討することをおすすめします。
大人になってからの矯正治療は時間がかかるため、子どものうちに行っておいたほうがいいでしょう。
まとめ
小児矯正は、未成年者を対象とした歯列矯正のことです。
乳歯のうちに矯正治療をしておくことで、将来生えかわる永久歯が正しい位置に生えてきます。
子どもの方が、矯正装置を装着している違和感には慣れやすいという点もメリットです。
ただし、最初のうちは痛みが伴うため、周囲が支えてあげる必要があるでしょう。
子どもの方が矯正治療の効果も表れやすいので、出来るだけ早くから矯正治療を始めましょう。
町田市で歯医者さんをお探しの際には、是非、町田ごうデンタルクリニックにお問い合わせ下さい。
当クリニックは、最大限に歯の神経を残す治療を行っております。
抜歯を検討する前に、先ずはご相談下さい。
スタッフ一同、お待ちしております。