【町田の歯医者】不正咬合の種類の1つである正中不一致について解説します
- 2023年7月18日
- 矯正治療
不正咬合というのは、歯がまっすぐ生えていない状態や噛み合わせがずれている状態をいいます。
様々な種類がある不正咬合は、症状の種類に応じていくつかの種類があります。
不正咬合の一種である正中不一致は、どのような症状なのでしょうか?
正中不一致について、解説します。
正中不一致とは?
歯は、上下とも同じ本数であり、奥歯を噛んだ時に触れる歯は基本的に同じペアとなっています。
上下で歯の大きさは異なるものもありますが、前歯の中心部は上下ともに揃っています。
歯の中心部を通る線のことを、正中線といいます。
通常は上下の歯それぞれの真ん中を通る正中線ですが、中には正中線と歯の真ん中がずれている人もいます。
正中線がずれている不正咬合を、正中線不一致といいます。
正中線がずれる原因として、まずは上の歯と下の歯それぞれの歯の大きさが左右で異なる、ということが考えられます。
また、片側だけに八重歯が生えていたり、先天性欠損で生えてこない歯があったり、反対に過剰歯という通常とは異なる歯が歯茎の中にあることで、歯の位置がずれてしまうこともあります。
顎の骨が歪んだりずれたりしているせいで、バランスが崩れていることもあります。
頬杖などで、片側にだけ圧力をかけることが多い場合や、遺伝などでも顎の骨格のバランスが崩れるかもしれません。
顎の骨は、歯の土台であり歯並びを決める大切なものです。
顎の骨のバランスが崩れてしまえば、歯も左右で対象にはならなくなるのです。
歯がずれることによって、正中線もずれてしまいます。
正中不一致を放置するリスク
正中不一致になった場合は、治療が必要でしょうか?
また、放置しておくと何らかのリスクがあるのでしょうか?
正中不一致の治療の必要性と、リスクについて解説します。
正中不一致になった場合は、顔や口元が歪んで見えてしまうこともあります。
見た目を気にする人であれば、コンプレックスになるかもしれません。
しかし、問題は見た目だけとは限らず、嚙み合わせなどに影響が及ぶ場合もあります。
噛み合わせや歯並びに問題がなければ、無理に治療する必要はありません。
完全に左右対称となるのは難しいので、元々ずれはあるのです。
多少のずれなら、あまり気にする必要はないでしょう。
もしも嚙み合わせなどに不具合が生じている場合には、歯科医に相談することをおすすめします。
歯科医の診断の結果、必要であれば、矯正治療を受けましょう。
まとめ
不正咬合の一種に、正中不一致というものがあります。
正中不一致は、歯の中心部分がずれている状態です。
前歯の中心の歯が、左右で大きさが異なる場合や八重歯、過剰歯、片側だけに八重歯がある場合などに、起こりやすい症状です。
正中不一致は、特に噛み合わせなどに問題がなければ、治療をしなくても問題はありません。
しかし、噛みにくいなどの問題がある場合は、矯正治療を受けましょう。
町田市で歯医者さんをお探しの際には、是非、町田ごうデンタルクリニックにお問い合わせ下さい。
当クリニックは、最大限に歯の神経を残す治療を行っております。
抜歯を検討する前に、先ずはご相談下さい。
スタッフ一同、お待ちしております。