【町田の歯医者さん】歯科衛生士と歯科助手の違いについて解説します
- 2023年5月4日
- 歯科衛生士
歯科医院では、歯科医師が治療をするときにアシスタントをする人や、医師以外に治療をする人がいます。
医師の代わりに治療を行ったりアシスタントをしたりする人には歯科衛生士がいるのですが、他にも歯科助手がいるため、区別がしづらいのです。
歯科衛生士と歯科助手の地帯について、解説します。
歯科衛生士と歯科助手の資格の違い
歯科衛生士と歯科助手の大きな違いは、資格の有無です。
歯科衛生士は、国家資格である歯科衛生士試験に合格しなくてはいけません。
一方、歯科助手は特に公的な資格がないのです。
歯科衛生士になるには、高校卒業後に口腔保健学科や歯科衛生学科などの4年制大学か3年制の短大や専門学校を卒業し、必要な単位を取得しなくてはいけません。
大学や短大、専門学校で必要単位を取得していなければ、そもそも歯科衛生士の試験を受けることはできないのです。
一方、歯科助手は民間資格があるものの、取得しなくても働くことができます。
多くの場合は、スクールなどで1~2年学んで、スクール独自の資格を取得します。
歯科助手になるには、業務に関わる資格などを取得している方が有利になるでしょう。
歯科衛生士と歯科助手の業務の違い
歯科衛生士と歯科助手は、業務内容にも大きな違いがあります。
端的に言えば、歯科衛生士は一部の医療行為ができます。
それに対して、歯科助手の場合は医療行為に携わることができないのです。
歯科衛生士は、歯科医師の診療を補助する業務があります。
歯科医師の指示を受けて医療行為を行うのですが、たとえ指示があったとしても歯の切削や皮下、歯肉などへの注射はできません。
仮歯の調整や歯周組織検査、表面麻酔薬の塗布などは行うことができます。
歯科予防処置として、スケーリングや歯の表面へのフッ素の塗布などを行うことができます。
また、虫歯や歯周病予防のための食生活指導や歯磨き指導等も歯科衛生士が行います。
歯科助手は、上記のような業務は行えません。
出来るのは、受付や事務、掃除、片付けなど歯科医療業務に含まれない業務に限られます。
できることは限られているものの、歯科衛生士が不足しているため、歯科助手も需要があるのです。
まとめ
歯科衛生士は、国家試験に合格して資格を取得しなくてはいけない仕事ですが、混同されやすい歯科助手は特に公的な資格はなく、スクールなどで取得できる民間資格しかないのですが、根本的に資格が無くても働くことができます。
歯科衛生士と比べて歯科助手ができることは限られているのですが、歯科衛生士が不足しているため、歯科助手には高い需要があります。
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抜歯を検討する前に、先ずはご相談下さい。
スタッフ一同、お待ちしております。