【町田の歯医者さん】歯科衛生士さんがいないと受けられない診療科目
- 2023年4月26日
- 予防歯科
歯科医院では、歯科医師が治療を行う際に補助する、歯科衛生士がいます。
歯科衛生士の仕事は補助だけではなく、一部には歯科衛生士がいなければ受けられない診療科目もあります。
歯科衛生士がいなければ受けられない診療科目とは、いったい何でしょうか?
歯科医師ではなく歯科衛生士が施術を行う診療科目について、解説します。
予防歯科では歯科衛生士が必須
歯科衛生士は、歯医者の様々な治療において必要とされます。
歯を削ったり口内を消毒したり、薬を塗布したりするときにはバキュームで口内の水分を吸い取ってくれます。
バキュームは、実は資格が不要な歯科助手でも使用できるのです。
したがって、歯科衛生士でなければ使用できない、というわけではありません。
それでは、歯科衛生士がいなければできない施術とは何でしょうか?
実は、予防歯科の多くの施術が上記に該当します。
予防歯科では、歯科医師ではなく歯科衛生士が行う施術が多いのです。
その1つが、歯科予防処置です。
歯科予防処置は、口の中をきれいにすることによって、虫歯を予防する治療です。
歯科医師の指示を受けた歯科衛生士が、スケーリングで歯垢や歯石などを除去します。
歯垢や歯石は細菌の塊です。
中には多くの細菌が生息し、虫歯や歯周病の原因になるのです。
ちなみに、専門的な機械を使って歯面の清掃や歯石の除去を行うPMTCは、歯科衛生士あるいは歯科医師が行う施術ですが、ほとんどの場合は歯科衛生士が行うため、歯科衛生士が必要な施術と言えるでしょう。
歯科保健指導も歯科衛生士の仕事
歯科医院では、歯科保健指導も行います。
歯磨きなどのセルフケア以外にも、生活習慣病でもある虫歯や歯周病の予防を目的に、生活習慣の指導も行います。
歯科保健指導の内容は一律ではありません。
小さな子ども、中高生、成人、中年期、高齢者等、それぞれのライフステージに合わせた内容で指導していくのです。
歯磨きの方法を教えるだけではなく、寝たきりの方や要介護者には訪問し、口腔ケアも行います。
この場合、歯科医院で訪問医療を行うか、訪問介護に歯科衛生士が同行します。
食べものの噛み方や飲み込み方などを通じて食育支援も行い、高齢者には咀嚼や飲み込み力が強くなるように、摂食や嚥下機能の訓練も行います。
摂食や嚥下機能の訓練は、現在、歯科保健指導の新分野として注目されています。
まとめ
歯科衛生士は、歯科医師の治療を助けるだけではなく、自身でも様々な施術を行います。
特に、予防歯科においては、歯科衛生士がいないとできない施術もあります。
口内のクリーニングなどは、主に歯科衛生士が行っている施術です。
それ以外にも、歯磨きの指導やライフステージに合わせたセルフケアの方法、正しい生活習慣等を指導しています。
歯科医師が多忙であるために歯科衛生士に施術を任せているのではなく、元々歯科衛生士が行う施術の種類が多いのです。
町田市で歯医者さんをお探しの際には、是非、町田ごうデンタルクリニックにお問い合わせ下さい。
当クリニックは、最大限に歯の神経を残す治療を行っております。
抜歯を検討する前に、先ずはご相談下さい。
スタッフ一同、お待ちしております。