【町田で最新歯科治療】歯科医院で使用するマイクロスコープとは何か解説します
- 2023年3月25日
- 虫歯治療
歯科医院の中には、マイクロスコープを使用した治療を行っているところもあります。
マイクロスコープとは、どのような時に必要なのでしょうか?
また、使用することでどのようなメリットがあるのでしょうか?
マイクロスコープについて、解説します。
マイクロスコープとは?
歯科医院では、歯という小さな器官の治療を行っています。
虫歯になった歯を抜くというだけなら比較的簡単ですが、実際には悪くなったところだけを削ってなるべく多く残すようにしているのです。
しかし、歯を残そうとするあまり虫歯を削り切れず残してしまっていては意味がありません。
だからと言って、削り過ぎてもダメなので、繊細な治療が必要となるのです。
小さな部分における繊細な作業をする際に役立つのがマイクロスコープです。
マイクロスコープとは、肉眼の4倍から20倍に拡大することができる歯科用顕微鏡のことを指します。
日本においては3%程度の普及率ですが、これまでは見えなかった部分まで細かく見ることができる非常に便利な機器です。
マイクロスコープを使用すると、従来のレントゲンと肉眼だけに頼っていた治療と比べて、虫歯や歯石、汚染物質の取り残しや再治療の必要性等に大きな違いが生じます。
精密な診断と治療を行うことで感染を除去することができ、再治療の必要がなくなることで歯の長期的な維持や口腔内の健康維持につながるのです。
また、本院のマイクロスコープは従来のアナログ型のものではなく、4K画像を用いたデジタル投影式のものを用いております。
マイクロスコープのメリット
マイクロスコープを用いた治療の最大のメリットとして、治療箇所を詳細に見ることができる、ということが挙げられます。
倍率が2倍になれば縦・横共に2倍となるため、実際には4倍の大きさで見えるのです。
倍率を高めた分、治療する箇所を詳細に見ることができます。
肉眼では見逃してしまうような箇所も明瞭に見えるため、見落とさずにきちんと治療することができるのです。
また、肉眼では真似できないのが視野同調ライトです。
マイクロスコープの先端にはライトがついているので、現在直視している部分にピンポイントに光源があたることでしっかりと見ることができます。
奥までよく見えるようになる事で、根管治療のように、見えにくく非常に細かいところの治療も、悪いところを残さずに治療することができます。
また、歯茎の下にある見えにくい歯石や隠れたむし歯に至るまで目視することが可能となるのです。
まとめ
歯科医院では繊細な治療を行いますが、診察は目視とレントゲン写真で行うことがほとんどです。
根管治療のような歯の奥側については、ほとんど目視できないため、感覚が頼りということも珍しくありません。
しかし、マイクロスコープを使用すると見えにくいところもはっきりと見ることができるため、根管治療なども確実な治療ができるようになります。
現状、本院ではマイクロスコープを用いた治療を行う際は保険で定められた治療費以外を頂いておりません。一人でも多くの方がなるべく歯を残せる状況であれば
治療を受けて頂きたいと考えているからです。
当クリニックは、最大限に歯の神経を残し、ご自身の歯を守る治療を行っております。
抜歯を検討する前に、先ずはご相談下さい。
町田市で歯医者さんをお探しの際には、是非、町田ごうデンタルクリニックにお問い合わせ下さい。