
根管治療
根管治療
むし歯が進行して歯の神経に細菌が侵入すると根の先の歯周病に発展して、骨が溶けてしまう事で咬むことが出来なくなり抜歯に繋がります。つまり根管治療は外科的な治療方法を除けば最後の砦となります。また、初めて根管治療を受けた場合と、そこからさらに病気が再発して再治療に至った場合で、成功率はどんどん下がっていく傾向にあります。当院の根管治療は再発リスクを極力下げるために、下記の取り組みを行っております。
※CT撮影は、大多数のケースが保険適応できますが、一部自費扱いとなります。
(従来の針)
(NiTi針)
(術前)
(術後)
(左)EMR:電気的根管長測定器 (右)ニッケルチタンファイル用ロータリーエンジン
根管治療は、歯を守る為の最後の砦の治療となるケースが多く、根管治療の失敗が抜歯に繋がります。この為、本院では、可能な限り世界標準、自費根管治療に近づけた、治療をご準備しております。
根の治療中は、根の治療→仮詰めを頻回に繰り返すと感染のリスクが増え治療上好ましいとは言えません。この為、当院では根の治療においては60分~90分のご予約をお取りいただいて十分な治療時間のもと、先述の先端治療方法を用いて少ない回数で治療完了を目指します。治療の際は連続的に複数ご予約をお取り頂き、計画的に行えるよう配慮いたします。
前述のように、根管治療の歯の温存に関わる治療の重要度の高さと患者利益を鑑みて本院では原則、根管治療については診断から完了まで保険診療で承っております。治療が功を奏し、抜歯を回避して長期安定性が見込める場合は費用の許す限り感染リスクの少ない自費治療の詰め物・被せ物をお勧め致します。
※費用負担の難しい方は、保険での被せ物・詰め物治療も承ります。
本院では根管治療でお悩みの方が多い一方、自費診療で数十万のコストを提示する医院が多い中、金銭的な理由で歯を失う方がなるべく少なくあってほしいと考え、拡大視野での高精度な根管治療を保険診療報酬にてお受けし、治療時間も多くお取りする為医院経営上は、赤字に相当する治療サービスを行っております。
この為、診療日直前の患者さん都合によるキャンセルは医院の健全な運営を妨げとなる要素となります。どうかこの点をご賢察いただき、キャンセルされる場合は早めのご連絡を頂けますようお願い申し上げます。
尚、誠に勝手ながら、事情なく直前のキャンセルを繰り返す方については以後の受診をお断りする場合があります。