【町田の歯医者】骨粗しょう症と歯科の関係について
- 2026年7月6日
- 歯科コラム

骨粗しょう症は全身の骨密度が低下して骨折リスクを高めるだけでなく、歯を支える歯槽骨まで弱らせて歯周病を悪化させるなど、歯科とも深い関係があります。
また、この病気の治療に使われる特定の薬剤が原因となり、抜歯などの外科手術の後にあごの骨が壊死してしまう重大な副作用のリスクもはらんでいるのです。
今回は、骨粗しょう症が歯科治療に与える具体的な影響について詳細に説明します。
骨粗しょう症が歯科に与えるリスク
骨粗しょう症によって全身の骨密度が低下すると、歯を支えている歯槽骨も同時にもろくなっていきます。
土台となる骨が弱ることで歯周病菌のダメージを受けやすくなり、骨が痩せて歯が急速にグラつき、最終的に抜けてしまう恐れもあるのです。
噛む機能が衰えると、骨を強くするカルシウムやビタミンDといった栄養を効率よく取り込めなくなり、骨粗しょう症がさらに悪化する悪循環に陥ります。
こうした背景から、骨粗しょう症の代表的な治療薬である骨吸収抑制薬を服用・注射している方は、歯科治療を受ける際に特別な配慮が欠かせません。
主な対象薬として挙げられるのが、ビスホスホネート製剤やデノスマブなどの薬剤です。
これらを使用している状態で抜歯やインプラントなどの外科手術を行うと、重大な副作用を招く恐れがあります。
傷口がうまく治らずにあごの骨が細菌感染を起こし、一部が腐ってしまう「顎骨壊死(がっこつえし)」を発症しかねません。
ただし、自己判断での休薬は骨折リスクを高めるため原則として推奨されず、治療前には必ず歯科医師へ骨粗しょう症の薬を飲んでいると伝える必要があります。
歯と骨を守るには
骨粗しょう症と上手に付き合いながらお口の健康を維持するためには、日頃のセルフケアと定期的な歯科受診が重要です。
徹底した口腔ケアによって口内を清潔に保つことで、薬の副作用である顎骨壊死の原因となる感染症を未然に防げるでしょう。
痛みなどの違和感がなくても定期的に受診して、プロの手による歯石除去やブラッシング方法のアドバイスをもらうようにしてください。
骨粗しょう症の主治医と歯科医師がしっかりと連携を取り合うおかげで、抜歯などの外科手術も安全に実施できます。
まとめ
骨粗しょう症は歯を支えている歯槽骨も弱らせてしまうため、歯周病菌による骨の破壊スピードが加速し、歯が抜けるリスクも高まってしまいます。
また、代表的な治療薬を服用した状態で抜歯やインプラント手術を行うと、傷口が治りにくくなって細菌感染を招き、顎骨壊死を引き起こしかねません。
お口のトラブルを未然に防ぐためにも、日々のセルフケアと定期的な検診をセットで心掛けましょう。
町田市で歯医者さんをお探しの際には、是非、町田ごうデンタルクリニックにお問い合わせ下さい。
当クリニックは、最大限に歯の神経を残す治療を行っております。
抜歯を検討する前に、先ずはご相談下さい。
スタッフ一同、お待ちしております。